ビジネスポリシーの設定の仕方がよくわからない
このような悩みをお持ちの方は非常に多いと思います。
tsugumi今回は初心者にはハードルが高いeBayのポリシー設定について、稲船さんに教えていただきたいと思います。
稲舟さんビジネスポリシーは確かに最初はつまずきやすいポイントです。今日は最初に行うべき簡単な設定を紹介していきます。
この記事では、2024年版の初心者向けのビジネスポリシーの設定について解説していきます。
また、ビジネスポリシーの基本的な情報を知りたい方は、このブログもチェック！
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それでは、ビジネスポリシーについて学んでいきましょう！
ビジネスポリシーの重要性と基本概要
ビジネスポリシーはebayで販売活動・出品を行う場合、必ず設定しないといけない項目です。
また、ビジネスポリシーを設定すると、こんなメリットがあります。
稲舟さんビジネスポリシーをしっかり設定できれば、eBayでの販売活動をより効率的に行えます。
最初にビジネスポリシーを決めて、出品していくの基本の流れです。
eBayのビジネスポリシー設定手順
最初に設定すべき項目は以下の3つです。
- ペイメントポリシー（Payment Policy）→支払いの設定
- リターンポリシー（Return Policy）→返品の設定
- シッピングポリシー(Shipping Policy）→送料の設定
特に注意が必要なのはシッピングポリシー（Shipping Policy）です。
皆さんだいだいココで心が折れます！
稲舟さんだけど、完璧なものを作る必要なんてありません！
今回は、初心者が簡単にできる設定をご紹介します。
まずは、ビジネスポリシーを設定する画面までの手順をご紹介します。
１.始めにeBayのトップページ左上にある自分の名前がある場所をクリックし、プルダウンニューからAccount settingを選択します。
2.Sellingという所の下から4つ目にあるBusiness Policyをクリックします。
3.左上にあるCreate Policyをクリックします。
そうすると3つのプルダウンメニュが出てきます。
稲舟さんこれからご紹介する3つポリシーを設定する上で、ここまでは共通の操作になります。
それでは、まずペイメントポリシー（Payment Policy）の設定から見ていきましょう。
ペイメントポリシー（Payment Policy）の設定方法
稲舟さんペイメントポリシーの設定は、めちゃくちゃ簡単です！
1.Paymentをクリックする。
2.Policy nameを英語で設定する。
Policy nameに日本語を使うと、エラーの原因になる可能性があるので注意！
tsugumiポリシーネームって誰かに見られますか？
稲舟さんポリシーネームもポリシーディスクリプションも書いた内容が商品ページに記載されるわけではないので、大丈夫です！なので自分が管理しやすい名前でOK！
3.Policy Descriptionを設定する。
※Policy descriptionは日本語でも大丈夫です。
4.Set as default payment policyにチェックを入れる。
稲舟さんチェックを入れると、新規出品したものにこのポリシーが自動的に使われることを表しています。
5.Payment managed by eBayにチェックを入れる。
稲舟さんこれは即時決済と呼ばれるもので、購入したのと同時に決済するという設定です。ここは必須でチェックを入れてください！
チェックを入れないと、購入した後にも支払うことができてしまいます。
その場合、考えられるリスクは、
バイヤーが払うのを忘れてしまうこと
無在庫の場合、支払いと同時に商品を仕入れするので、支払いがないといつまでも仕入れができない
6.Saveボタンを押す。
稲舟さんPayment policyはこれだけです、一瞬で終わりましたね！
次は、リターンポリシー（Return Policy）の設定を見ていきましょう！
リターンポリシー（Return Policy）の設定
1.Create policyからReturnをクリックする。
2.policy nameを入力する。
※Description（oputional)への入力は任意で構いません。
3.Domestic return と International return 両方ともオンにする。
リターンポリシーで出てくるDomestic returnとは、日本国内の返品を表しています。
4.Domestic returnのAllowed withinで任意の期間を設定する。
稲舟さん返金を受け入れる期間の設定です。
5.Domestic returnのReturn shipping paid by で任意の条件を設定する。
稲舟さん返品する時の送料をセーラーかバイヤーのどちらが行うかを決める項目です。
6.Domestic returnのRefund method で任意の条件を設定する。
稲舟さん返金の対応方法を、返金するか交換するかに決めます。
稲舟さん英語で書いてあってちょっと何言っているのかわかんない！って時は、右上のLearn moreをクリックしてください！日本語に変換されます。
tsugumiDomestic returnの設定方法はわかったんですけど、期間と条件はどうすればいいんですか？初心者には難しいです…
稲舟さん確かに！じゃあeBayが推奨している条件を参考にしてみましょう！
eBayの推奨するリターンを要約すると、
Allowed within（返品期間）→60 Days：商品が到着してから60日間の返品期間がある
Return shipping paid by（返品対応）→Free for buyer, you pey：返品する時は無料でできる
Refund method(返金対応）→Money back：返金もある
稲舟さんeBayの推奨する返品期間60日は結構長いから、30日ぐらいから様子を見ながら調整していくのがベストです！
返品期間をフリーリターン（60日）にすると、コンバージョン率が上がる！
理由は、フリーリターンの方が買うきっかけになり、返品期間が長いと安心できるから。
訪問したユーザーがwebサイト上で起こしたアクションのこと。たとえば、商品の購入、会員登録、メルマガの登録など、企業の成果を表す指標とも言える。
Domestic returnはこれで終了です、次はInternational returnです。
7.International returnの設定をする。
稲舟さんInternational returnですが、Domestic returnと同じ設定でOK。
稲舟さんInternational returnについても、返品が頻発するわけではないで、Domestic returnと同様に設定は様子見で行きましょう。
tsugumi後から変更することもできるので、その方が良さそうですね！
次が最後、シッピングポリシー(Shipping Policy）の設定です。
シッピングポリシー（Shipping Policy）の設定
1.Create policyからShippingをクリックする。
2.Policy nameを英語で設定する。
稲舟さん手順2～手順4までは先ほど、ペイメントポリシーで行ったやり方と全く同じです。ちゃちゃっと終わらせちゃいましょう！
3.Policy Descriptionを設定する。
4.Set as default payment policyにチェックを入れる.
5.Domestic shippingのsame cost to all buyersを選択する。
ここで出てくるDomestic shippingは、アメリカに向けて出荷する荷物の設定になります。
6.配送方法（Services）からEconomy shipping from outside US（11 to 23 business days）を選択する。
稲舟さん始めたばかりの人はFedExなどの配送方法を使えない状態の人も多いので、小形包装物（日本郵便）で送れるものから始めていくのが良いと思います！
稲舟さん慣れてきたら他の配送方法も検討しましょう。ちなみに配送方法は大きく分けて3つの方法があります。
| 特徴 | Economy shipping | Standard shipping | Expedited Shipping |
|---|---|---|---|
| 配送速度 | 最も遅い | 中程度 | 最も速い |
| 配送時間（国際） | 1-2週間 | 3₋7日 | 1-5営業日 |
| コスト | 最も安い | 中程度 | 最も高い |
7.送料はFree shipping（0円） にチェックを入れる。
稲舟さん送料を0円にした場合は、出品する時にその商品に送料を加算して、価格を設定するやり方が一番単純でわかりやすいと思います。
慣れてきたり、売る商品が定まってきたりしたら、送料を変更してもいいです。
最初は出品することが大事、まずは送料をフリーにしましょう！
稲舟さんFedExなどの配送方法が使えるようになったら、Expedited shipping from outside US を追加して、下図のように配送料を追加して設定できます。
tsugumiCostの入力欄は、送料自体の金額を入れるんですか？それともEconomy shippingのCostを入力していたら、そこから送料を上乗せしていくかんじですか？
稲舟さん上乗せではなくて、配送方法を選択できるようになります。たとえば、このポリシーを使って出品すると2つの選択肢がでてきます。特に選択しなければ、Economy shippingが選択されるでしょう。
送料については複雑なので、やはり最初は商品に送料を上乗せしてFree shippingで出すのが良いです！
８.Handling timeを設定する。
稲舟さん購入されてからどのぐらいの日数で出荷するかという項目です。
有在庫なら1日₋3日（3営業日）で出荷、無在庫なら7日₋10日で出荷が目安です。
※日本のカレンダーに準じているので、土日・祝日は営業日に含まれません。
9.International shippingの設定をする。
※今回は設定しません。
ここで出てくるInternational shippingは、アメリカ以外に向けて出荷する荷物の設定になります。
稲舟さん最初はアメリカだけに送る設定にしてほしいので、今回はInternational shippingの説明は割愛します！
tsugumi基本的に初心者の方は送料無料でアメリカ向け以外には、発送しないポリシーを作っておくということですね！
稲舟さんそうですね！eBayの売れる国は9割以上がアメリカなので、International shippingを設定しないからといって、販売機会を逃すことはないです。売れるようになってからでも全然問題ありません！
10.Shipping rate tablesの設定をする。
※今回は設定しません。
稲舟さん国ごとに送料のテーブルを作ることができるというものです。これも最初は設定しなくていいです。
11.Exclude shipping locationsの設定をする。
稲舟さんこれは発送除外国の項目です。3つ全てにチェックを入れてください。
稲舟さんPO Boxとはメールや小型の封筒を入れる私書箱のことです。日本郵便の場合は届けてくるので、ここもチェック入れてOK！
稲舟さん個別の除外する国を設定します。除外しておいた方がいい国は、関税トラブルの多い南米や危なそうな国（情勢不安など）
除外する国で迷った場合は、出品している人の商品ページ下部に記載されている国を参考にしましょう！
11.Applyを押して設定完了です。
これでShipping policyは完成です。
7. まとめ
今回は初心者向けの3つの設定をご紹介しました
ペイメントポリシー（Payment Policy）
リターンポリシー（Return Policy）
シッピングポリシー(Shipping Policy）
最初は複雑に感じるかもしれませんが、この基本設定から始めて、徐々に自分の販売スタイルに合わせて調整していけばOKです。
特にシッピングポリシーは、小型発送物で送料込みの価格設定から始めるのがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
