eBay輸出を始めたけど、「配送トラブルが心配…」と感じていませんか?
国内取引と違い、国や地域によって配送品質や通関事情が大きく変わるため、対策なしで広く発送すると、クレーム対応が一気に増えることがあります。
そのリスクを軽減し、安全かつスムーズな取引を実現するために、ぜひ活用していただきたいのが「発送除外国」の設定です。
この記事では、発送除外国を設定する理由やそのメリット、具体的な設定方法まで初心者にも分かりやすく解説していきます。
eBayの発送除外国とは?

発送除外国とは、「この国・地域のバイヤーには発送しない」という制限を、設定する機能です。
配送トラブルが多いエリア、送料が高すぎるエリア、通関トラブルが起きやすいエリアなどを除外することで、取引の安全性を上げられます。
なぜ発送除外国を設定したほうがいいの?

発送除外国は「売れる機会を減らす設定」に見えますが、初心者ほどメリットが大きいです。
〇発送除外国を設定するメリット
- 配送トラブルが多い国がある(紛失・遅延・未着クレーム)
一部の国や地域では、郵便事情が不安定であったり、通関手続きに時間がかかり、商品の紛失、大幅な遅延、または未着といったトラブルが発生しやすい傾向があります。 - 送料が非常に高く、利益が出にくい
国や地域によっては、送料が非常に高額になり、利益を圧迫してしまうことがあります。 - 関税・税金のトラブルが発生しやすい国や地域がある
輸入規制が厳しかったり、高額な関税が課せられる国では、購入者との間で関税負担に関するトラブルが発生する可能性があります。 - 発送できないエリアがある
特定の地域への配送に対応していない場合があります。 - 取引後のキャンセルが多いと、アカウントに影響を及ぼす可能性がある
配送トラブルなどで取引後のキャンセルが多発するとセラーのアカウント評価に悪影響を及ぼす可能性があります。
発送除外国は、出品時や後からでも簡単に設定できるため、トラブルが多かった国だけ後から除外するのも一つの方法です。
orie私自身も、配送トラブルがあった国は、発送除外国に設定するようにしてリスクを減らしています。
初心者は「アメリカのみ」から始めるのがおすすめ


初心者のうちは、最初から世界中に発送するよりも、発送先を絞って経験を積むほうが安全です。
とくに米国は市場規模が大きく、eBay取引の情報も多く、配送面でもノウハウが集まりやすいのがメリットです。
実際、多くの日本セラーが最初に取引するのもアメリカバイヤーかと思います。
慣れてきたら、イギリスやオーストラリアなど他国への発送も広げていくと、より販路が広がります。
まずは無理なく、アメリカのみの設定で経験を積んでいくことをおすすめします。
初心者向けのシッピングポリシー作成方法は下記をご覧ください。


発送除外国として設定しておくと安心な国・地域(例)


一般的に発送除外国として設定しておくと安心な地域や国の一例です。
PO Box(私書箱)
「PO BOX」は、英語の「Post Office Box」の略で、日本語では郵便私書箱(ゆうびんししょばこ)と呼ばれます。
郵便局内に設置された、契約者専用の郵便物を受け取るための箱のことです。
個人や企業が、自宅や会社の住所とは別に、郵便物を受け取るための住所として利用できます。
追跡が難しく、配送確認が取れない場合が多いです。
APO/FPO(米軍関連施設)
「APO/FPO」は、米軍関連施設に所属する軍人や職員に郵便物を送る際に使用される特別な住所表示です。
配送に特殊な手続きが必要となったり、追跡ができない場合があります。
アラスカ・ハワイ
通常本土へ配送するよりも送料が高くなる傾向があるため、おすすめしません。
「送料無料設定」との相性が悪いことがあるので、最初は除外しておくと安全です。
郵便事情が不安定・紛争地域
内戦が続く国では、輸送ルートの寸断や治安悪化により、郵便物の配送が大幅に遅延したり、紛失したりするケースがあります。
また、一部の発展途上国では、郵便インフラが未整備のため、宛先不明や誤配といったトラブルが発生しやすい状況です。
例:南米、アフリカ、ロシア、ウクライナなど。
税関規制が厳しい国・地域
特定の商品の輸入を禁止している、または関税率が非常に高い国は購入者との間で税関に関するトラブルが発生しやすいです。
例:中東地域(サウジアラビア、イラン、アラブ首長国連邦など)、アフリカ、南米
【初心者向け】アメリカ向け無料配送の設定方法
eBayで発送除外国を設定するには、シッピングポリシーを設定、もしくは編集する必要があります。
画面左上「Hi ⚪︎⚪︎⚪︎!」>Account Setting>Selling>Business Policiesを選択します。


今回はシッピングポリシーを設定するので、Shippingをクリックします。


Policy nameとPolicy descriptionを設定します。


※どちらもバイヤーには見えないのでわかりやすい名前にしましょう。
今回はStandard shipping: Small to medium items(通常発送: 小物から中物まで)を選択します。


すべての購入者に同じコストの設定をします。


Add primary serviceから配送方法を選択します。


今回はエコノミーシッピングを選択します。


Offer free shippingにチェックを入れてFreeShipping(送料無料)の設定をします。


Local pickupは、近くのバイヤーがご希望の場所から商品を引き取ることができます。
アメリカへの配送設定なのでOFFのまま進みます。


Handling time(ハンドリングタイム)の設定をします。


無在庫出品の場合は10日前後で設定することをお勧めします。


US Protectorates、APO/FPOは母国や米軍基地を指し、特殊な地域となるので配送除外国設定をしておくことをおすすめします。


国際情勢が緊迫した場合や配送業者の引き受け停止などが発生した場合に備え、こまめに除外国設定は見直しましょう。


最後にSaveを押して設定完了です。
更に詳しくは、下記のシッピングポリシー設定方法もご参照ください。


まとめ


eBay輸出では、国や地域によって配送トラブルが発生しやすいケースがあります。
発送除外国を設定することで、未着・遅延・高額送料などのリスクを未然に防ぐことができます。
初心者は「アメリカのみ」から始め、慣れてきたら販路を広げるのがおすすです。出品時や後からでも簡単に設定できるので、ぜひ活用してみましょう。
安心・安全な取引環境を整えて、eBay輸出をもっと楽しんでいきましょう。
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