2025年12月で「小型包装物・書留」が終了！？今後の代替発送方法とは？

今回は、ebay輸出や海外発送をされている方にとって重要なお知らせです。

なんと、2025年12月31日（水）をもって、日本郵便が提供している国際郵便サービスの一部が終了します。

特に影響が大きいのが、

「書留付きの小型包装物」が廃止されること

これまで追跡＋補償目的で使っていた方には大きな変更となります。

デミニミスルール撤廃がもたらした配送への影響

米国では、2025年8月29日より「デミニミス（$800以下の少額貨物の関税免除）ルール」を撤廃しました。

越境ECのコスト・手続きが大きく変わった現在、配送会社の選び方も戦略的に見直す必要があります。

デミニミス制度撤廃の概要は、以下のとおりです。

アメリカの関税についてあまり知らないという方は、以下の記事で詳細をご確認ください。

終了するサービス一覧（2025年12月31日まで）

書留の取り扱いを終了する郵便物

• 小型包装物（書留付き）
• 盲人用郵便物（書留付き）…点字資料や録音資料など、視覚障がい者用の郵送物

参考：日本郵便プレスリリース

小型包装物は使えなくなるの？

結論から言うと、小型包装物自体は継続されます。
ただし、書留オプションが使えなくなります。

書留を付けて送ることができなくなるため、追跡や補償が必要な場合は別の発送方法に切り替える必要があります。

eBayセラー・小型包装物＋書留を使っていた方への影響

これまで「安く・追跡あり・補償あり」を実現していたのが、小型包装物＋書留でした。

今回の変更は、特に低価格帯の商品を安価かつ追跡付き、補償付きで発送したい方に影響が大きいです。

送料や追跡の有無は、顧客満足度や利益率に直結するため、発送方法の見直しが求められます。

小型包装物＋書留の代替発送方法

区分	サービス名	特徴・補足
日本郵便	国際eパケットライト	追跡あり・補償なし・比較的安価
	EMS	速達。追跡＋補償あり
	国際小包（航空便）	追跡あり・大型や重量物向け
クーリエ	FedEx	速い・追跡あり・補償あり 送料は高め。
	DHL
	UPS

各発送方法の比較や使い方については、以下の記事も参考にしてください

その他、取り扱い終了となる対象

以下のような特殊な物品の取り扱いも終了となります

• 貴重品（金・銀・宝石類など）
• 生きた動物
• 放射性物質
• 伝染性物質

※発送前に最新の制限情報をご確認ください。

まとめ　発送方法の見直しは早めに！

2025年12月をもって、小型包装物に「書留」をつけて送る方法が終了します。

これにより、eBay輸出などで安価に追跡・補償をつけていたセラーには影響があります。

発送方法の見直しが必要な方は、早めに準備しておきましょう！

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