eBayで販売を続けていると、誰でも一度は気になるのがセラーの評価です。
中でもBelow Standardは、「なったら売れなくなるのでは…」と不安を感じやすい評価ではないでしょうか。
orieこの記事では、私が Below Standard になった原因や売上への影響、そこから回復するまでの実体験をまとめています。
不安を感じている方が、冷静に状況を判断するための参考になれば幸いです。


eBayでBelow Standardになったきっかけと当時の状況


今回、私の1つのアカウントがBelow Standard と評価されてしまいました。



Belowになった直後に感じた正直な気持ちは「やばい!アカウントを失ったかもしれない!」です。
YouTubeやSNSで「Belowには絶対なるな」「なったら全く売れなくなる」といった情報を何度も目にしていたからです。
Below Standardの仕組みや影響については、eBay「Below Standard」とは?アクセス急落の原因・戻す方法・防ぐコツを徹底解説!の記事をご覧ください。


Below Standardとなった経緯
今回、Below Standardに評価された原因はCases closed without seller resolution(セラー未解決問題率) です。
基準値は0.3%前後です。私の場合、この数値が 1.37% まで上昇してしまい、評価がBelow Standard(標準以下) となりました。


Belowの原因となったケース一覧
今回、Below Standardの原因となったCases closed without seller resolution(セラー未解決問題)は、主に以下の3件です。


バイヤーは「アジアサイズで、USサイズと違うことに気づかなかった」という理由で返品をリクエストしました。
セラー側は返金に同意していましたが、eBay上で実際の返金処理を完了しないまま期限を過ぎてしまい、eBayが介入。
その結果、バイヤー有利でケースがクローズされ、セラー資金から強制的に返金が行われました。
対応が“完了”していないこと自体が「セラー未解決」 と判断されました。


このケースは、商品が説明と一致しないと判断され、eBayが介入したものです。
バイヤーは「セーター自体は素敵で、梱包や配送も良かったが、
肩の部分に大きな穴が2か所あった」と主張し、返品をリクエストしました。
商品説明や写真には、肩部分に大きな穴がある可能性についての明確な記載がなく、
中古という前提を踏まえても想定されるダメージを超えていると判断されました。
その結果、eBayが介入し、バイヤー有利でケースがクローズ。
全額返金が強制実行され、この取引もセラー未解決としてカウントされました。


このケースが取引欠陥となった理由は、ケースに対してセラー側の返信・対応が行われなかったためです。
バイヤーは、「Largeサイズとして出品されていたが、実際はMediumまたはCompact相当の長さだった」
と主張し、返品をリクエストしました。
実測サイズ(約11.5インチ)と、Large/Mediumの公式サイズ情報を提示しており、
商品説明と実物が一致しないという判断につながりました。
セラーからの対応がないまま期限を迎えたため、eBayが介入し、バイヤー有利でケースをクローズ。
この取引もセラー未解決としてカウントされました。



今回のケースは、すべて期限内にきちんと対応していれば、防げた可能性が高いものでした。
対応を後回しにしてしまった自分の判断ミスだったと反省しています。
Below Standardでも売れた!売上データの公開
Below Standard期間中の売上実績



通常時の月平均売上が約5,000ドルのアカウントですが、Below期間中もその水準を大きく割り込むことなく、堅調に推移しました。
Belowとなった2025年9月20日〜2025年12月20日 の実績は以下の通りです。
- Total sales:$13,378.15
- Item sales:$11,553.01
- Shipping and handling:$974.00
- Taxes and government fees:$851.14


落札手数料の増加と利益率への影響
Below Standardと評価されると、翌月の取引から落札手数料が約6%上乗せされます。



私の場合、通常15〜16%前後だったeBay手数料が、
Below期間中は約22%前後で推移しました。
その結果、利益率は大きく下がる形となりました。
※落札手数料はカテゴリーやストアプランによって異なります。
詳しい仕組みについては、こちら「eBayの落札手数料を徹底解説!」の記事で解説しています。


インプレッション激減の理由は「広告停止」
Below Standardになると、Promoted Listings(広告)が利用できなくなります。
その影響で広告経由の露出がなくなり、インプレッションは大きく落ち込みました。


それでも売れた理由
今回のケースでは、Below Standardになったのはアメリカのみで、他の地域ではすべてAbove Standard(標準)を維持していました。
■地域ごとのセラーレベルを確認する方法
Myebay>Performance>Seller level>Region:USAのプルダウンを開くと、地域別のセラーレベルを確認できます。


実際、アメリカ向け出荷は全体の約6~7割程度のため、影響が限定的だった可能性は高いと感じています。



私の場合は、Bee を使って国別の売上シェアを確認しています。


Beeのストア分析では、国ごとの販売状況をグラフや数値で分かりやすく確認できます。
どんな商品が売れているのか、どの国のバイヤーに購入されているのかといった傾向分析も可能です。
売上をデータで把握したいセラーにとって、さまざまな分析機能を備えたマーケティングツールがBeeです。
気になる方は、こちらからチェックしてみてください↓↓


Below Standardになって気づいたこと
Below Standardに評価が変わった直後は、「もう売れなくなるのでは…」と不安でした。
実際、検索順位の低下や広告の停止など、マイナスの影響が出るのは事実です。
アクセスやインプレッションが減ったのも、数字としてはっきり確認できました。



それでも実際に続けているとBelow Standardでも、意外と売れるケースがあるんだなと思いました。
商品自体に魅力があり、その商品をほしいと思っているバイヤーがいれば、セラーの評価に関係なく購入されると感じました。
また、YouTubeやSNSで見かける情報はあくまで参考にしつつ、最終的に判断すべきなのは自分自身の経験とアカウントの数字だと思います。
不安になりすぎず、データを見ながら冷静に状況を判断することの大切さをBelow Standardを経験して実感しました。
次月からTop Ratedへ回復
Cases closed without seller resolutionは、一定期間(1年)が経過すると評価対象から外れます。
今回もその期間を無事に経過しペナルティとなっていた数値が解消されたことで、次月からTop Ratedへ戻ることができそうです。
これはTransaction defect rateなどの他の指標も問題なかったためです。


「eBayセラーレベルとBBE完全ガイド!」の記事もあわせてご参照ください。





これからも改善を続けながら、引き続きeBayに取り組んでいきます。
eBay輸出2年目のリアルな実体験をまとめた記事もありますので、よければ参考にしてみてください。


まとめ


今回 eBayでBelow Standardを経験して分かったのは、広告停止や手数料増加といった影響はあるものの、
需要のある商品であれば売上が完全に止まるわけではないということです。
一方で、今回のケースはすべて期限内に対応していれば防げた可能性が高いものでもあり、日々の対応の重要性を改めて実感しました。



Below Standardになる前に、開かれたケースは期限を守って最後までしっかり対応することが大切だと痛感しました。
今回の実体験が、同じように不安を感じている方の参考になれば幸いです。
当ブログでは初心者さん向けの記事も多数ご用意していますので、ぜひお読みください。









