「ストア分析って、結局何をどう見ればいいの?」
「感覚での出品に、そろそろ限界を感じている」
多くの方が悩んでいるストア運営。
時間ばかりかかって、具体的に何をすればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
しかし、AIマーケティングツール「Bee」の新機能を使えば、状況を劇的に変える大きなチャンスです。
この記事では、「Bee」の新機能について分かりやすく解説します。
- AIツール「Bee」とは
- 「Bee」へ販売データをインポートする方法
- Beeでおすすめの5つの新機能
今回は、Awiiinの運営にも参加されている”ポムピコさん”に解説いただきました。
当ブログを運営しているAwiiinでは、今回ご紹介するマーケティングツール「Bee」を無料で一般公開しました。
ご興味のある方は、Awiiinの「Bee特設サイト」より詳細をご確認ください。

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AIツール「Bee」とは

「Bee」は、eBayセラーの顧客対応からバックオフィス業務までをスマホ一つで完結できる、AI搭載のマーケティングツールです。
AIによるネイティブレベルのチャット返信や、複数アカウントの一元管理で、迅速な顧客対応を実現します。
「Bee」には、以下のような強みがあります。
- AIチャット返信:状況に応じた最適な返信をAIが瞬時に生成
- スマホアプリ対応:外出先でも通知を受け取り、複数アカウントの顧客対応が可能
- 自動翻訳:多言語の問い合わせも日本語で瞬時に把握
- 業務効率化:帳簿作成の半自動化や、為替変動に応じた価格改定機能も搭載
以上の機能により、作業時間を大幅に短縮し、リピーター獲得や売上向上に貢献します。
さらに、今回ご紹介する「ストア分析」と「メール配信」が新機能として追加されました。
次の章からは、「Bee」へ販売データをインポートする方法と、新機能の詳細について解説します。
なお、「Bee」をまだダウンロードしていない方は、以下のサイトより詳細をご確認ください。
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「Bee」へ販売データをインポートする方法
ストア分析を行うためには、以下の手順でデータをインポート(入力)する必要があります。
eBayのSeller Hub→Reports→Downloads→Download reportの順番でクリックする。

Source(レポートのソースを選択)→出品を選択→Type(レポートの種類を選択)→販売中の出品すべて→ダウンロードの順番でクリックする。

これでActiveレポートのデータがダウンロードされました。
eBayのSeller Hub→Reports→Downloads→Download reportの順番でクリックする。
※ここまでは、Activeレポートと同じ手順です
Source(レポートのソースを選択)→注文を選択→Type(レポートの種類を選択)→販売中の出品すべて→ダウンロードの順番でクリックする。

これでSoldレポートのデータがダウンロードされました。
eBayのSeller Hub→Performance→Trafficの順番でクリックする。

虫眼鏡マーク横のダウンロードボタンをクリックする。

これでTrafficレポートのデータがダウンロードされました。
”CSVファイルをアップロード”をクリックして、各レポートをインポートする。


データをインポートするだけで、分析自体は既に終わっている状態で、後はデータを分析結果を確認するだけです。
Beeでおすすめの5つの新機能
「Bee」は、eBayセラーのストア運営を強力にサポートする分析ツールです。
これまで手間がかかっていたデータ集計や分析作業を自動化し、売上向上につながる戦略立案をサポートします。
ここからは、おすすめの5つの新機能についてご紹介します。
- RESULTS
- 価格帯・出品数分析
- Sold分析
- シミュレーション
- メールの配信
各機能の詳細を知って、ご自身のストア運営にご活用ください。
➀RESULTS


RESULTS画面では、インポートしたデータが統合され、出品中の商品に関する詳細な情報が一覧で表示されます。
表示される内容は、以下のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
表示内容 | アイテムナンバー、商品タイトル、価格、出品日、ウォッチ数、インプレッション、ページビュー、クリックスルーレートなど |
便利な機能 | ■商品ページへのリンク 青色の「アイテムナンバー」をクリックすると、該当のeBay商品ページに直接移動できる ■並べ替え機能 「Watch(ウォッチ)」「インプレッション」などの各項目名をクリックすると、数値の高い順・低い順に並べ替えられる |
活用方法 | ■人気商品の特定 ウォッチ数やページビューが高い商品を特定し、購入者から注目されている商品を把握できる ■リサーチ・商品展開への応用 人気のある商品の傾向から、関連商品を派生させて出品するなど、次の戦略を立てられる ■長期間売れていない商品の把握 出品日を確認することで、1年以上売れていない商品を把握し、価格見直しなどの対策に役立つ |



各項目の数値を高い順から並び替えることで、傾向が簡単にチェックできるの点が「Bee」の強みと言えるでしょう。
②価格帯・出品数分析


価格帯・出品数分析は、アカウントの「活動状況」と「商品構成」を可視化し、戦略的な改善を行うためのものです。
主に2つの側面から分析できます。


指定した期間(7日〜90日)における、毎日の出品数がグラフで表示される
■出品推移分析のメリット
- 「出品数が0の日」や「特定の日に出品が集中しすぎている日」など、日々の活動のムラが分かる
- 日々活動できているかを視覚的に把握できる
■活用方法
- 自己管理
- 出品ペースが偏っている場合、「もう少し出品数に均等しよう」など自分で調整できる
- 外注管理
- 外注スタッフに出品を依頼している場合、具体的な確認や指示が出しやすい
- 例:この日は出品が多すぎるので、少しペースを落としてください
- 例:この日は出品がありませんでしたが、何か問題がありましたか? など



出品推移分析は、アカウントを活性化させるために有効な分析機能と言えます。


出品している全商品を価格帯別に分類し、その構成比率がグラフ(円グラフなど)で表示されます
■価格帯別分析のメリット
- どの価格帯の商品を、どのくらいの割合で出品しているかが正確に分かる
- 戦略と現状のギャップを確認できる
- 例:本当はこの価格帯を10%にしたかったが、実際は8.7%だった など
■活用方法
- 戦略的な出品調整
- 目標とする価格の構成比に近づけるための、具体的なアクションプランを立てやすい
- 例:250〜500ドルの商品の割合を5%まで増やしたいから、この価格帯の出品を強化しよう など
- 売上不振の原因分析
- データに基づいた戦略の見直しが可能になる
- 例:最近売上が伸びないのは、高価格帯の商品ばかり出品していたからかもしれない
- 例:アカウントの回転を良くするために、買いやすい低価格帯の商品の割合を増やそう など



リサーチして出品した商品の販売データを見ることで、今後の戦略を見直すきっかけになる機能と言えます。
③Sold分析


「Sold分析」は、過去に売れた商品(Sold)のデータを基に、より具体的な販売戦略に応用できる機能です。
総販売数、総売上、平均販売価格などの基本情報に加え、詳細な分析が可能になっています。


売れた商品のタイトルに含まれていたキーワードを抽出し、どのキーワードが売上に貢献しているかを把握する
■キーワード分析のメリット
- どのキーワードが含まれる商品が最も多く売れているかがわかる
- 例:「送料が高くなるから」と避けていたセット販売が、実は大きな需要があることが分かった
- どのキーワードが含まれる商品が高単価で売れているかがわかる



各キーワードの右端にある操作の「詳細表示」をクリックすると、実際に売れた商品の一覧を確認できます。


「売れた商品を見る」をクリックすると、期間内に売れた全商品のリストが表示されます
■売れた商品の分析のメリット
- 「出品日」と「販売日」が近い商品は、出品後すぐに売れた「タイムリーな人気商品」であると判断できる
- 特定の条件下でどのような商品が売れているかを深掘りできる
- 例:特定のキーワード、価格帯(100~250ドル)、期間(直近7日間)など



売れた商品を分析できれば、リサーチの幅を広げることもできます。
④シミュレーション


過去の販売実績データを基に、今後の売上目標を達成するための具体的なアクションプランを調整できる機能です。
感覚ではなく、データに基づいた戦略的な出品計画を立てるのに役立ちます。


現在の自分の出品構成と、「理想の出品構成」を比較し、ギャップを埋めるための目安を示してくれます
■シミュレーションのメリット
- 現在の出品構成を維持した場合に予測される、売上額が表示される
- 自分が現在出品している商品の、価格帯ごとの割合が表示される
- 「価格帯別予想売上」を達成するために、理想的な価格帯別の出品割合が表示される
■活用方法
- 現状と目標の比較し出品する商品を調整できる
- 自分の「現在の構成比」と、ツールが示す「目標構成比」を比較する
- 例;50~100ドルの価格帯が、現在の構成比では53.7%に対し、目標構成比が54%になっている
- ギャップを埋めるための戦略の調整ができる
- 例:目標の54%に近づけるために、あと0.3%分50~100ドルの価格帯の商品を増やそう
- 推奨分布による高度なシミュレーションを参考にする
- 「推奨分布」ボタンをクリックすると、より高度なシミュレーション結果を表示してくれる
- より挑戦的な目標設定が可能になる
- 今後の事業展開や売上拡大に向けた、長期的な戦略を練るためのヒントになる



シミュレーション機能は「次に何をすべきか」を数値で具体的に示してくれるため、今後の出品戦略を立てる際に役立つでしょう。
⑤メールの配信


過去に商品を購入してくれたバイヤー(顧客)に対して、効果的なマーケティングメッセージをピンポイントで送るためのツールです。
ただ一斉にメールを送るのではなく、顧客をグループ分けし、それぞれの興味に合わせたアプローチができるのが最大の特徴です。


顧客の過去の購買履歴に基づいてアプローチするため、高い反応が期待できます
■メール配信のメリット
- 高い開封・購入率
- 興味がある商品の情報なので、購入につながりやすい
- 例:「そうそう、これが欲しかったんだ」と思ってもらえる
- 顧客満足度の向上
- 自分に関係のない情報が送られてこないため、スパムだと思われるリスクが減る
より詳細な条件で顧客を絞り込みたい場合、「新規セグメント作成」機能を使います。
送信先管理の右上にある「新規セグメント作成」をクリックする。


以下の項目を入力してください。
- セグメント名を設定
- 「ハリーポッター」など、わかりやすい名前を付ける
- 商品フィルターを設定:
- 商品タイトルにキーワードが含まれる商品を購入した人を抽出する
- 例:「ハリーポッター」と選択すると、「ハリーポッター」を購入してくれた人だけにメール送信
- 詳細条件(任意)を設定
- 「最大購入金額」や「最小購入金額」など、メールを送付先を絞れる


条件に一致するバイヤーが何人いるかを確認できる。


画面下部にある「作成」をクリックする。


新規作成されたセグメントの「選択」をクリックする。


作成したセグメント(送信グループ)のバイヤー宛てに、メッセージ本文を作成し、送付する。





私もメール配信の機能を使用していますが、実際に購入につながっているケースもあるので、ぜひ皆さんも活用してみましょう。
まとめ|Beeの機能を使えば売上アップにつながります!
今回は、マーケティングツール「Bee」のストア分析とメール配信について解説しました。
- マーケティングツール「Bee」は、面倒な分析作業を自動化し、大幅な時短を可能にしてくれる
- データに基づいた具体的な戦略立案が可能になり、リサーチや商品展開の精度が向上する
- 顧客をセグメント分けしてアプローチできるメール配信機能で、販売機会を最大化できる



感覚に頼りがちだったストア運営を、正確なデータをもとに分析してくれるので、売上向上に大きく貢献する強力なツールです。
なお、今回の記事は、動画でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。


■eBayマーケティングツール「Bee」ついに一般公開


2025年7月6日(日)、ついにeBayマーケティングツール「Bee」が一般公開されました。
Beeを使えば、eBayの顧客対応が劇的に改善!
- AIが顧客への返信文を瞬時に作成
- 海外からの問い合わせを自動で日本語に翻訳
- AIが自動で返信内容をカスタマイズ
- 場所を選ばず、いつでもどこでも顧客対応が可能
- 問題のあるバイヤーを自動で記録
時間のかかる作業から解放され、売上アップにつながるコア業務に集中できます。
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初心者ほど取り組みべき課題として、item specificsへの入力作業があります。
item specificsの各項目を埋めることで、SEOが向上し、インプレッションが増加すると言われています。
その結果、ストアの売上が増大し、セラーに多くの利益をもたらすでしょう。
ただし、item specificsの入力には、相応の時間や労力が必要になります。
そこでご活用いただきたいのが、Awiiinの「Specifics-IN」です。
Specifics-INの特徴は、以下のとおりです。
- タイトル生成、商品説明生成、item specificsの自動挿入などのAI機能を搭載
- 商品の画像解析による説明文の自動生成
- 手動出品の精度を保ちながら一括出品が可能
- 従来の手作業に比べ、出品にかかる時間を最大80%削減
- 一括管理機能で価格変更や不要商品の削除が簡単に
- SEOに最適化されたタイトル・説明文の生成で、商品のインプレッションとアクセス数を増加
- 詳細な価格設定や手数料計算で利益率を最大化
Specifics-INはeBayセラーにとって、出品作業を効率化し、売上を向上させるための強力なツールとして注目されています。
ご興味のある方は、以下のボタンをクリックしSpecifics-INの詳細をご確認ください。
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当ブログでは初心者さん向けの記事も多数ご用意していますので、ぜひお読みください。








菊池 駿(きくち しゅん)
株式会社Awiiin 代表取締役・eBay物販輸出のツール開発者
- 芝浦工業大学 数学科 卒業
- 2014~2019年:5年間中学校数学教師として勤務
- 2018年:YouTubeチャンネル「eBayから始めよう by Awiiin」開設
※チャンネル登録者数”9,110人”(2025年6月時点) - 2020年:eBayに特化した「Awiiinコミュニティ」運営開始
※コミュニティメンバー”551名”(2025年6月時点) - 2020年:「株式会社Awiiin」設立
- 2024年:「埼玉を代表する企業100選」に選出