有在庫の手出品から無在庫の大量出品に変えたい!
どのツール使ったらいい?
大量出品するってそもそもどんな流れなの?
そろそろeBayで大量出品したいなと考えられている方に向けて、私も使っているおすすめの一括出品・在庫管理ツールEXPOについてご紹介したいと思います!
私が使ってみての感想や、有在庫・無在庫についてから出品の仕方まで手順を解説したいと思います!
eBay一括出品・在庫管理ツールEXPO|有在庫・無在庫とは
冒頭でもお伝えした通り、仕入れ〜在庫管理の方法には下記の2つの種類があります。
有在庫販売は、売れそうな商品予め調べて、仕入れを行い販売することです。
在庫を持った状態で商品を販売できます。
反対に、
商品が売れてからその商品を仕入れるという販売方法になります。
商品の注文が入ったら仕入を行うため、在庫を抱えるリスクないことが特徴です。
おそらくeBay初心者の方であれば、有在庫で出品されている方が多いのではないでしょうか?
もちろんどちらが良い・悪いはなく、有在庫・無在庫をハイブリットにうまく活用できるとリスクを抑えられながらeBay出品ができるようになります。
今回紹介するのは、無在庫販売が効率よく進められるツールになります。
無在庫のメリットは、下記になります。
- 在庫をかかえるリスクがない
- 初期費用がほとんどかからない
- 多くのジャンル、多くの商品を取り扱える
初期費用が抑えられて、売れるか分からない手持ちの在庫が少ないのはかなりのメリットですよね。
ただ、デメリットもあります。
- 在庫切れによるキャンセル
すでに買って仕入れているわけではないので、出品してから注文が入るまでに仕入れ先の商品が売れてしまうこともあります。
在庫切れの場合はセラー都合のキャンセル扱いとなり、eBayから厳しくチェックされる対象となるので気をつけましょう!
無在庫で出品すればするほど、在庫切れを手動で毎回確認しないといけない手間が出てきます。
そんな無在庫出品や在庫切れチェックなどを一括で管理してくれるのがEXPOツールになります。
有在庫・無在庫については下記のブログでもまとめてあるのでチェックしてみてください。
eBay一括出品・在庫管理ツールEXPO|使ってみた感想
EXPOは出品や在庫管理だけでなく、eBayにまつわるすべての作業を効率的に行うことができます。
基本的に初心者の方が使うであろう機能は下記になると思うので、この3点について使ってみた感想を書いていきたいと思います。
- チャット機能
- 大量依頼
- 出品
1チャット機能について
EXPOの強みでもある、LINEのようにチャット形式でメッセージのやり取りができる機能があります。
eBayでメッセージを送ろうとするとメッセージ記入ページに行くまでに、いろんなところをクリックしないとメッセージ送信画面まで辿り着けません。
ですが、EXPOではチャットというボタンを押すだけで、誰にメッセージを送るか一覧が表示され、初心者でも迷わずチャットを送ることができます。
私がこのチャット機能で感動したのは、eBayからメッセージを送ると相手の問い合わせの文章はなんだったのか、自分が送った文章はなんと書いたのか忘れてしまい無駄な時間がかかってしまっていました。
問い合わせに素早く対応できるのは、大きなメリットですよね。
2大量依頼について
大量依頼とは、フリマサイトから商品情報を大量に抽出することです。
これによって、自動で大量の商品情報を一度に取り込むことができ、そのまま出品まで行うことができます。
ボタンも少なく、えこれだけでいいの?というくらい操作もシンプルなので、初心者にも優しいと思います。
3出品
EXPOを使うまでは、1日10件ほど有在庫で手出品を行っていました。
写真を撮って、商品詳細を設定して金額を決めて、とやっていましたが、EXPOだとフリマアプリから一度に大量の商品を取り込み、金額などを一括で変更でき、危険単語やVeRoも除外できるのでかなり衝撃的でした。
さらにEXPO上で出品した商品であればフリマサイトで売り切れになった場合は出品を取り下げるなど在庫の管理までやってくれます。
有在庫の手出品と比較すると、かなり効率的ですよね。
初心者の方におすすめなのが、無料プランから始めることです。
無料プランだと1回につき30商品まで抽出が可能です。
そして1ヶ月に30回まで大量依頼ができます。
EXPOを実際に使ってみてまとめ
他にもたくさん機能がありますが、初心者の方が一番使う機能を使ってみた感想でした。
EXPOを取り入れて手出品より格段にeBay出品へのモチベーションが変わりました。
EXPOを通して出品しておくことで、その後の管理も楽になりますしその他の機能も充実しているので、まさにeBayにまつわる作業をこのEXPOの画面上で完了することができます。
無料プランですと、大量依頼をかけると多少時間がかかってしまいますが、このEXPOはパソコンに依存しないので、依頼さえかけてしまえばパソコンを閉じていても抽出はしてくれます。
出先で依頼をかけても移動している時間で抽出が終わっているので、家に着く頃には商品情報を一括変更して出品するだけで済みます。
使用環境を選ばないので、将来的に外注さんにも頼みやすいのもいいところですね。
では実際にEXPOの使用方法を紹介したいと思います。
eBay一括出品・在庫管理ツールEXPO|登録から出品まで
ぜひこのブログを読みながら実際にEXPOに一度登録してみて、使ってみてください。
無料プランから始められるのでデメリットは特にないと思います。
EXPOプラン紹介
初めての方向けにご紹介しているので、今回はスタータープラン(無料)で出品した場合を紹介します。
スターターを見ていただくと、大量依頼回数は1ヶ月に10回となっています。
依頼の意味は下記になります。
ECサイトのURLから商品情報をEXPOに取り込むことを、当ツールでは「依頼」といいます。
https://ebay-marketing-tool.com/how-to-request/
そして、依頼取得商品数は30商品とあるので、1ヶ月に10回依頼ができてその度に30商品の情報をEXPOに取り込むことができるということです。
個別でも依頼することができ(30商品)、それを含めると最大で330商品を出品することができます。
また、依頼するための商品情報はフリマサイトからURLだけで取り込むことができ、スターターはラクマが対象サイトとなります。
他にもプランについて知りたい方は下記をご覧ください。
EXPOアカウント登録
アカウント登録は簡単です。
下記の手順で進めます。
- expoにアクセス
- メールアドレスを入力
- パスワードを入力
- 「新規作成」をクリック
- 「メールアドレスの確認」が届く
- メール内の指示に従いURLをクリック
- 「メールアドレスは確認済みです」という表示が出るので「続行」をクリック
- メールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をクリックして利用開始
利用できるようになったら、自分のeBayと連携させましょう!
EXPOとeBayを連携する
- ツール画面左上三本線をクリック
- 「アカウント情報」をクリック
- 「新規連携」をクリック
- ログイン画面に戻るので再度ログイン
これで自身のeBayとEXPOが連携されました。
EXPOで依頼する
EXPOのサイトでも書いてあるとおり、出品するためにまず商品情報をEXPOに取り込んでいきましょう。
おそらく無料プランから始められている方が多いと思いますので、そんな方に合わせて依頼していきます。
EXPOのプラン上、スタータープランだと取り込める商品数は1回の依頼につき30商品となります。
また、取り込み先のフリマサイトはラクマになります。
売るものが決まっている方は、そちらをラクマで探してみましょう。
初心者の方の商品を決めるポイントは、小さくて軽いものです。
もし決まってない方は、下記のリサーチ方法を真似してみて商品を決めてみてくださいね。
ではせっかくなので上記の記事で決めた商品をEXPOで出品してみましょう。
ハウルの動く城 刺繍ブローチコレクションを出品したいので、ラクマで検索してみましょう。
すると結構出てきますね。
ではこれをさらに絞り込んでいきましょう。
画面左側の絞り込み検索の+さらに詳しく検索するをクリック。
絞り込める条件が出てくるので、
送料の負担→送料込みのみ
販売状況→販売中のみ
に設定し、検索するをクリック。
下記のように出てくるので、対象商品の件数を見てみましょう。
13件となっていて、すこし少ないですね。
検索条件を変えてみましょう。
検索ワードをジブリ 刺繍ブローチコレクションに変えてみました。
先ほどと同じ条件で検索すると、44件出てきましたね。
依頼するには多いので、1000円までに絞ってみましょう。
ピッタリ30件に収まりましたね!
では依頼していきます。
EXPOの大量依頼をクリック
依頼対象URLに先ほどのラクマの検索結果一覧のURLをコピーして貼り付けます。
下記のようにペーストするだけです。
そしてカテゴリ番号を入れましょう。
すでにeBayで出品されている同じ商品のカテゴリを見てみるとOther Animation Merchandiseとカテゴリ名が出ていたので、ここをクリック。
下記の画面になるのでURLを見てみましょう。
下記の選択しているURLの番号がカテゴリ番号になるので、それをコピーします。
カテゴリ番号のところにコピーした番号をペーストします。
最後に画面左側の依頼開始をクリック。
これで一度に30商品の商品情報がEXPOに取り込まれます。
ちなみにカテゴリ検索も可能で、売りたいものはあるがカテゴリーがよくわからないなという時に、出品するものタイトルで検索するとカテゴリーの候補を出してくれるので、こちらの方法でも使用できます。
EXPOで商品情報を編集する
商品一覧にいきます。
依頼したURLごとに一覧がみれます。
ステータスが下記のように100%依頼完了になったら、商品情報が全て読み込まれたことになるので編集をしていきましょう。
左側の編集をクリックします。
すると下記のような画面になるので、一括編集をしていきましょう。
私もそうでしたが、最初は全てのボタンを押して内容を見ていきましょう。
除外を押すと内容が見れます。
試しにveroを見てみましょう。
veroワードがタイトルに入っていた場合、対象商品が勝手に除外されます。
今回はないようですね。
都度見るようにしましょう。
このように、勝手に除外してくれることもありますが、シンプルをクリックすると自分で商品を除外することも可能です。
除外したい場合は、赤い矢印を押すと除外商品になります。
次に編集に行ってみましょう。
タイトルの編集をクリックしてみてください。
このように一括で、削除したい文字と追加したい文字が一括で編集できます。
今回はなかったのでこのままにします。
次に商品詳細の編集です。
ここはeBayでいうItem Descriptionのことになります。
テンプレートの家のマークを押すと、タイトルなどが勝手に入ってくれて説明文も書いてあるテンプレートが出てきます。
自分でItem Descriptionを追加できるので、下記のようにキティちゃん風にすることも可能です。
こちらはAwiiinコミュニティの月額会員になると特典でもらえるので、そちらもチェックしてみてくださいね。
次に編集をクリックしてみてください。
商品状態一括変更をしていきましょう。
基本的に商品状態は中古にしていた方がいいので、3000を選択して中古状態にしておきましょう。
最後に価格です。
価格の編集をクリック。
下記のような画面になるので、販売したい額になるよう掛け率を入力し、送料を入力。
加算を押すと、全体に掛け率がかけられプラスで送料が追加された金額に一括で変更できます。
こんな感じで編集が終わったら下記のような画面になっているかと思います。
これで編集の設定も終わりです。
では編集を保存していきましょう。
一番右側の編集保存をクリックすると保存されます。
その他各種設定方法については下記をご覧ください。
EXPOで出品する
保存されると、商品一覧ページに戻るので、直接出品をクリックします。
するとポリシー選択が出てくるので、自分の希望のポリシーを設定し選択完了をクリック。
右上に処理完了と表示されれば、これで出品が完了しました。
直接出品の下にCSV出品とありますが、もっと詳細の設定をCSVで編集して出品するやり方です。
初心者の方はあまり使わないと思うので気になる方は下記をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外とあっさり終わるので、簡単だったかと思います。
今回は紹介しきれなかった機能がたくさんあり、有料になると依頼速度も高速になるので試しに無料で1ヶ月使ってみてはいかがでしょうか?
気になる方は、こちらもご覧ください!
名前:菊池 駿(@awiiin)
株式会社Awiiinの代表取締役。ebay物販輸出のツール開発者
2014~2019年の5年間中学校数学教師として勤務。その後、独立。
ebayに関してはYouTubeチャンネルでも発信しています。
2020年5月〜現在までebayコミュニティ運営をし、最新情報の共有をしています。