今回は、YouTubeでも紹介している初心者から上級者まで使えるリサーチ方法応用編と実際に売上に繋がった体験談とそのコツをブログでも解説したいと思います。
高木基礎編でアドバンスドリサーチとテラピークを教えてもらいましたが、慣れてきたら応用編として他にもこんなリサーチ方法あるよとかあれば是非教えてください。
稲舟さん分かりました！
応用と言っても、基礎編で使ったアドバンスドとテラピーク使うっていうところまで変わっていません。
それをちょっと違う見方でやっていきます。
今回はライバルセラーリサーチとマーケットリサーチとトレンド日常リサーチをご紹介します。
最後には、実際に売上に繋がったコツを対談形式でお話しされています。
ぜひ最後までご覧ください！
基礎編はこちら！↓
また、eBay始めようとしてるけど相談相手が欲しい方、eBay始めて少し経ったけど1人では限界を感じていて相談できる環境が欲しい方はぜひAwiiinコミュニティへ！
実際にメンバーの方からは「情報共有が活発で皆さん優しく質問にもすぐ反応してくれるので、相談しやすいです」という声もいただき、初心者の方でも中級者の方でも関わりやすい環境が整っています。
無料相談も受け付けていますので、ご希望の方は下記からご予約をお待ちしております。
ではみていきましょう。
eBayリサーチ応用編｜ライバルセラーリサーチ
まず初めはライバルセラーリサーチの紹介です。
稲舟さんライバルセラーリサーチとは基礎編で紹介したのは商品単位で見ていましたが、今回は一人のセラーさんに焦点を合わせてひたすらその人の分析をするリサーチ方法です。
実際にリサーチしてみましょう。
最初の手順は基礎と変わりません。
ライバルセラーリサーチ｜ライバルセラーの探し方手順
ライバルリサーチはアドバンスドリサーチを使ってリサーチを始めていきます。
まずは、1ヶ月のフィードバック数から販売個数(概算)を算出し自分のレベルと同じ、または少し上のライバルセラーを探しましょう！
アドバンスドリサーチでまずは検索
eBayのトップページから下記の赤枠をクリックすると、アドバンスドリサーチに入れます。
アドバンスドの検索条件の設定画面に入ったら、下記の内容で設定しリサーチしていきましょう。
設定
Enter keywords or item number：a (なんでもいいのでキーワードを入れるa,b,c etc…)
Price：5000円〜20000円
Search Including：Sold items→実際に売れた商品を見るため
Buying Format：Buy It Now(即決購入)
Item Location：Japnan →日本から売れたものを見るため
セラー評価数の設定
下記がセラーの評価数を表示する設定の仕方です。
上記の表示はカスタマイズしないと出てこないところなので解説します。
この表示は、検索結果の画面右上にある下記の赤枠Customizeというところから設定ができます。
Customizeをクリックすると、下記のポップアップが表示されShow details＞Seller informationというところにチェックをいれApply changesを押すと設定が有効になります。
ライバルセラーリサーチのポイント
ライバルセラーリサーチのポイント
- 業者のような販売数がとても多い人たちを避ける
- フィードバック数やeBay歴が自分と同じ、または少し上の人を探す
では先ほど設定した内容で、商品をみていきましょう。
商品詳細からセラーの評価数を確認
商品をクリックすると下記の赤枠にセラーの情報が出てきます。
稲舟さんこのセラーは下記赤枠フィードバック数が270でちょうど良さそうです。
大体、500以下がおすすめです。
では、1ヶ月でどれくらいこのセラーが売っているのかをみていきます。
上記画像の”100% positive“をクリックし評価数を見にいきましょう。
一番下にあるSee all feedbackのボタンを押します。
下記の画面でこのセラーが1ヶ月でどれくらいもらっているのかを見ることができます。
セラーのフィードバック数から販売個数(概算)を算出
Feedback ratingsを見てみると、1ヶ月に13個評価をもらっていることがわかります。
フィードバック数から見たセラーの販売個数の計算方法
フィードバックをもらえる確率(相場)
「4つ売って1個もらえるかどうか」(大体の目安)
1ヶ月のフィードバック数：13個
1ヶ月の販売個数：13×4=52個
稲舟さんこの計算方法を用いて、自分のレベルよりちょっと上の人を狙っていくといいかなと思います。
ライバルセラーリサーチ｜ライバルセラーの売っているアイテムチェック手順
では、先ほど見つけたセラーがどんな商品を売っているのかを見ていきましょう。
下記の画面の赤枠Seller’s other itemsをクリックしましょう。
下記の画面になったら、赤枠の出品数を確認しましょう。
このセラーは640品出していることがわかります。
あと、見た方がいい項目としては販売率です。
概算ですが、販売個数が52個で現在640品出品していることがわかりました。
このセラーの販売率を計算すると、
(52 ÷ 633) × 100 ＝ 8.125%で約8%くらいになります。
稲舟さん一概に何%以上がいいとは言えませんが、売れてる数も出品数も多い人は1%以下もいます。
最初は出品数1000品以下で厳選したリサーチをしている人をライバルセラーとして追っていくことがいいと思います。
稲舟さんただ、ライバルセラーが同じ価格で売れているからといって自分のできたてのアカウントで出したら売れると思ってもなかなか売れないので、そこは価格を下げたりアカウントが育つまで利益を下げるなど臨機応変に販売していくことが大切です。
調べたライバルセラーは、スプレッドシートにメモして管理したり、eBay上でも下記画面赤枠のSave Sellerを押して保存しておくと後から見返せるので便利です。
稲舟さんおすすめは販売率なども計算できるスプレッドシートがおすすめです。
セラーのURLを入れて、どんな商品が売られていたかも書いて管理しておくと良いと思います。
eBayリサーチ応用編｜マーケットリサーチ
次はマーケットリサーチの紹介です。
稲舟さんこちらは市場規模を見ながらテラピークを使ってリサーチをしていきます。
今回のリサーチは下記のブログでも紹介しているキーワードでリサーチしていきます。
テラピークへの入り方は下記の流れになります。
テラピーク（Terapeak product research)のリサーチ画面
トップページMy eBay
→Selling
→Seller Hub
→Researchタブ
→Terapeak product research
下記の設定をして検索してみましょう。
リサーチ設定
キーワード：Japan
販売期間：1ヶ月(Last 30 days)
Seller Location(More filterから設定)：Japan
すると、下記の赤枠Total item sales→1ヶ月で270万ドル売れていることがわかります。
Total sold→約33万個売れていますね。
Total sellers→Japanのキーワードを使った商品を出しているセラーが9,645人います。
今回はブログでも紹介している「Disney」で検索してみましょう。
先ほどの「Japan」で検索した時より当たり前ですが、全体的な数字がだいぶ減っています。
ただこの数値もどれくらいを狙えばいいかは色々な考え方があるので、今回は目安として「10万円を稼ぐ」と仮定して考えてみましょう。
具体的にどれくらいの市場規模を狙えばいいかというとTotal item salesが13.5万ドルくらいのところで5%のシェアを取れれば、売上げが大体100万円になるので、利益率10%あるとしたら10万円が稼げるよという考え方です。
マーケットリサーチはこの規模感だと何%の売上を自分が取れれば利益が取れそうだなと、自分の目標利益から逆算してリサーチしていきます。
ここからまた、Price filterを使って100ドル〜200ドルに絞り込んでいきますが、まだTotal item salesは13.5万ドルには近づいてないので50ドル〜100ドルでもう一度絞り込みます。
13.5万ドルではないですが、近い15万ドルまで近づけました。
このようにテラピークでeBayのディズニーの市場ってどのくらい大きいんだろうと見ていき、ディズニーの中でも自分の狙えそうな市場を価格帯から絞り込んでいくのがマーケットリサーチになります。
ここから実際にリサーチする商品を出していきます。
下記のブログで実際に商品を探している手順も紹介しているのでぜひチェックしてみてください！
eBayリサーチ応用編｜トレンド日常リサーチ
最後はトレンド日常リサーチです。
稲舟さんこちらは実際に何か検索してやるというより、日常的にアンテナを張って生活の中や自分の趣味のもの、ネットサーフィンで見つけたものなどから情報を得て実際に出品してみましょうというリサーチ方法です。
稲舟さん例えば、X(旧ツイッター)でアニメの公式アカウントやまとめサイトのアカウントをフォローしておくのはよくやっていました。
これだと、流し見しながらリサーチ兼トレンドが抑えられます。
あとは、ショッピング中やアニメのホビーショップに行った時に、eBay視点になると面白いです。
これはどれぐらいの値段なんだろうな？
これってもしかして売れるんじゃない？
稲舟さんこのようにアンテナを張って見てあげるだけで意外と見つかったりすると思います。
例えば、日本限定商品、日本の季節のもの、お正月だったらしめ縄など、、、
高木確かにコラボ商品って結構売れますもんね
稲舟さんコラボ、売れますね。
最初はがっつりリサーチしようと思っても難しいと思うので、ちょっとだけアンテナを張ってあげることが大事ですね。
「これ売れないのかな？」という視点をちょっとずつ持っていけると、eBayで出品するもののヒントになるものがどんどん蓄積されていくので、トレンド日常リサーチをご紹介しました。
売上に繋がった体験談
高木eBayやってたら自然とそういう視点にだんだんなってきたりしました。
日常の中でイベントに出かけた時とか、例えば去年ジャンプフェスタに初めて行ったんですが、やっぱり外国人の方もいっぱい来てるし日本のオタクたちが集まるじゃないですか。
その人たちが色々なものを身につけてて、「これのキャラ人気あるんだ」とか「こういうグッズ集めてんだ」という発見がそのオタクの背格好から分かったりしました！
稲舟さんリュックにキーホルダーみたいなとか！
高木そうですね。
そういうのを出品してみたりしました。
高木それはやっぱり結構人気高かったりしました。
あとは、都会に出かけた時の駅の構内にいっぱい貼ってあるポスターとか見てたら、今のトレンドが分かりますよね。
稲舟さんええ、それはあんまり僕にはない視点でした！
高木普段田舎にいるからあんまりわかんないんですけど、たまに博多行ったり東京行った時に、アニメのポスターが駅の構内に貼ってあって「あ、今こんなの流行ってんだ」って思って出してみたら結構売れました。
稲舟さんへえ！
ポスターや広告とかで宣伝してるものはやっぱり新しいものですもんね。
当たり前ですけど、ちょっとした商店街とか街に行くだけで無限に情報はありますよね。
ヒントになるような、、僕もそう思います。
高木でもやっぱり都会いいなって思うのは、すごいポップアップストアとかがちょいちょいやっていますよね。
全然知らずに東京行ったら、普通にポップアップストアやってて、いいなって思いました！
稲舟さんポップアップストア限定の商品とかもありますもんね、「○○展」みたいなのもありますよね。
ヒロアカ展とか、その辺の限定系とかも結構売れたりとか、、
特典とかもありますしね。入場者特典とか。
高木あとはバイヤーに直接聞くとかですよね。
稲舟さんああ、確かにそれ結構大事ですね！
高木僕はほぼそこから出品しているかもしれないですね。
稲舟さんリピーターみたいな形で？
高木そうですね。
リピーターさんとかもだし、買ってくれた時にみんなやってると思うんですけど、「他に欲しい商品ない？」とか聞いた中でたまに、買ってくれた商品とは全然違う分野のものがあったりします。
それを出してみたらその人じゃなくて別の人からすぐ買ってもらって、、
稲舟さんそれも確かに地味だけど一番有効じゃないか説、、。笑
その人以外にも欲しい人がやっぱりいるっていう、、
稲舟さんそのパターン確かに多いですね！
自分もありましたね、欲しいもの聞いて出したら「あれ、なんか売れるじゃん」ってなってサブ主力みたいになった商品とかもあります。
やっぱりせっかく販売して取引がうまくいった人に、再プローチをかけるのでもいいですけど、、
その時点で「何か欲しいものない？」とか、「他にどういうものに興味があるの？」とか聞くのは、自分はもう固定文で送ってますね。
「全く違うジャンルでも大丈夫だから、是非相談してね」って言うと、さっき高木さんが言ってたみたいに、「こんなの欲しいんだ！」のような、アニメを買ってくれたのにアニメじゃないものを探していることありますよね。
高木それいいですね！
メッセージテンプレートに、「そもそも違うジャンルでもいいよ」っていうのを組み込んでおく。
高木ありがとうございます。
応用も本当に色々自由ですね。
稲舟さん結局バイヤーさんに聞くのが最強ですからね。
稲舟さん応用はいろんなやり方があるので、応用で大事なのはちょっと視点を変えること！全部そうですね。
基本のリサーチから一人のセラーさんに集中してみるとか。
マーケットもそうですよね、市場を絞ってみるとか。
あとは、自分の生活の中でちょっとアンテナを広げてトレンドを追ってみたりとか、さっき言ってた駅の広告とか見て、「あ、こういうアニメが始まるんだ」とかいう感じでアンテナを張っておくと、よりeBayで売れるような商品が見つかってくると思いますので、是非やってみてください！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
ライバルセラーリサーチ、マーケットリサーチ、トレンド日常リサーチ、さらに実際に商品が売れた流れとそのコツをご紹介しました。
初心者の方はトレンドリサーチから、中級者の方はマーケットをおさえてシェアをとっていくなど使い方はさまざまです。
ぜひ今回紹介したリサーチ方法と、商品が売れた流れを実践してみてください！