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【eBayセラーミートアップ2026年】eBaymag最新アップデート & イギリス・ドイツ市場進出 後編

【eBayセラーミートアップ2026年】eBaymag最新アップデート & イギリス・ドイツ市場進出 後編 タイトル画像

2026年8月20日、「【eBayセラーミートアップ2026年】eBaymag最新アップデート & イギリス・ドイツ市場進出」が開催されました。

本セミナーの後編となるこの記事では、参加者から寄せられた質疑応答と、eBay Japan Awards受賞セラー3名によるパネルディスカッションの内容が共有されています。

この記事でわかること
  • アカウント運用や展開先国の選び方に関する、参加者からのよくある質問と回答
  • Make offer機能や広告設定など、eBaymagへの機能追加要望とその現状
  • ドイツ市場の認知度や、現地バイヤーとの英語コミュニケーションの実態
  • 複数サイト出品時の価格表示の仕組みと、価格設定の考え方
  • トップセラー3名が語る、他国展開のきっかけ・苦労・攻略市場・成果につながった取り組み

USのみのアカウント運用や価格設定の疑問から、実際にトップセラーがどう他国展開を進めてきたのかまで、実践的な内容を詳しく解説していますので、最後までご確認ください。

前編・中編では、日本セラーの他国展開の実態やeBaymagの最新アップデート、eBay UK・eBayドイツの市場ポテンシャルと規制のポイントについて解説しています。

あわせてご覧いただくことで、セミナー全体の内容をより深くご理解いただけます。


目次

セミナー参加者から寄せられた質問と回答

セミナー参加者から寄せられた質問と回答 見出し画像

ここからは、参加者から寄せられた質問と回答を、テーマごとに整理してご紹介します。

アカウント運用と展開先国について

多く寄せられたのは、アカウント運用と展開先国に関する質問でした。

eBaymagは、USのみのアカウントで他国展開は可能ですか?

可能です。

対応サイトごとにアカウントを作成する必要はなく、USサイトのログイン情報でそれぞれのサイトにログインできます。

どの国に販売している人が多いですか?

日本のeBaymag全ユーザーの約90%がUKサイトに展開しています。

次いでドイツ・オーストラリアが同程度の規模になっています。

1つのUSアカウントで複数国に展開できる点は、eBaymagの大きなメリットです。

機能追加への要望と回答

他国サイトでもMake offer(ベストオファー)機能を使えるようにしてほしい

Make offer(ベストオファー)機能については、今後の対応を検討中です。

※現時点では他国サイトに未提供のため、各サイトの管理画面から個別に設定が必要

eBaymagから広告の設定もできるようにしてほしい

広告担当部門との調整が必要なため、時期は未定ながら要望として受け止めています。

これらの要望は、セラーとの対話から生まれたものも多く、今後の改善につなげていく方針が示されました。

ドイツ市場と現地バイヤーとのコミュニケーション

ドイツにおけるeBayの認知度はどのくらいですか?

Amazonに次ぐドイツ第2位のEC市場で、1999年から運営しているプラットフォームとして認知度は高い。

ドイツBuyerには英語でメッセージを送っていますが、問題ありませんか?
英語はどれぐらい日常的に使われていますか?

英語は日常的によく話されており、英語でのコミュニケーションは問題ありません。

日本語からの翻訳に迷う場合は、AI翻訳の活用も有効です。

ドイツ市場は認知度・言語対応の両面でハードルが低く、参入しやすい市場であることが分かります。

価格表示と価格設定の考え方

複数サイトに出品した場合、バイヤーの検索結果には対象国サイトの商品とUSサイトの商品が異なる価格で両方とも表示される場合がありますか?

直接出品した商品は対象サイトのSEOで優先されやすいが、検索条件によってはUSサイトの商品も同時に表示される場合があります。

他国サイトの価格アップ率を5%以内おすすめというのは、何か具体的な理由や根拠がありますか?

明確な基準はありませんが、eBaymag経由の販売にかかる為替手数料(約3%)を踏まえた目安です。

サイトごとの手数料(Final Value Fee)も含めて、総合的に判断することが推奨されます。

価格設定は、為替手数料や販売手数料を踏まえ、現地の競争力を損なわない範囲での調整がポイントとなります。

トップセラー3名が語る「他国展開のリアル」

トップセラー3名が語る「他国展開のリアル」 見出し画像

今回のパネルディスカッションには、eBay Japan Awards の各賞を受賞した3名のトップセラーが登壇しました。

トップセラー画像①
  • トレカ・ゲーム・フィギュア・アパレルを中心に取り扱う
  • 直接出品+eBaymagで多国展開
トップセラー画像②
  • 主に時計や骨董品などを取り扱う
  • eBaymagを活用して多国展開
トップセラー画像③
  • 中古ラグジュアリーブランドバッグ・時計・ジュエリーを取り扱う
  • eBaymagを活用して多国展開

3名とも米国市場での成功にとどまらず、次の市場で成果を上げているという共通点があります。

ここからは、パネルディスカッションで語られた他国展開のリアルな経験をテーマごとにご紹介します。

なぜUS以外の市場へ挑戦したのか

3名とも、US単独での成長の頭打ちや関税環境の変化をきっかけに、他国展開へ踏み出しています

杉村様

  • 各国のポテンシャルを感じ多国展開を開始
  • 一時中断していたが、昨年の関税導入を機に再挑戦

澤井様

  • US単独での成長が緩やかになったタイミングでeBaymagを知る
  • まず1カ国から開始

山本様

  • US以外からの注文もあることに着目
  • eBaymag登場後、すぐに他国販売を開始

現在、US以外の売上比率は登壇者によって3割〜5割超と、いずれの方もビジネスの重要な一部となっています。

他国展開で一番苦労したこと乗り越え方

他国展開で一番苦労したこと乗り越え方 画像

各国ごとに異なる課題に直面しながらも、それぞれ工夫しながら乗り越えてきた経験が語られました。

杉村様

  • 各国に個別アカウントを作成したため、ドイツ・フランスでは商品説明のドイツ語翻訳が大変だった
  • 翻訳サイトの活用で対応

澤井様

  • ホリデーシーズンに販売件数が急増しお客様対応が追いつかず、アカウントヘルスが悪化
  • 一時的に出品を絞り、eBay Japanに相談しながらトップレートセラーへ回復

山本様

  • 出品リミットが厳しく、複数国への同時展開が難しかった
  • リミット緩和により多くの国への展開が可能になった

一時的な壁に直面しながら、翻訳ツールやサポート活用、優先順位の見直しなどで乗り越えられてきました。

どの市場を攻めるべきか

会場での投票では、UK・ドイツ・オーストラリアには登壇者全員が「積極的におすすめしたい」と回答し、カナダはやや票が割れる結果となりました。

市場おすすめの理由
UK・英語で出品可能、ヨーロッパ全体からの集客が見込める
・US経由ではなく、現地サイトからの購入比率が高い(澤井様の場合97%)
ドイツ・UK同様、現地サイトからの購入比率が高い(澤井様の場合93%)
・競合が少なく直接出品による集客効果が高い
オーストラリア・全員が積極評価
カナダ・US経由の購入が多く、専用アカウントを作るほどの効果を感じにくいとの声も

商材やストアの特性によって最適な市場は変わりますが、UK・ドイツ・オーストラリアは共通して評価が高いです。

一番成果につながった取り組み

売上を伸ばすための具体的な取り組みとして、それぞれ異なるアプローチが紹介されました。

杉村様

  • とにかく出品数を増やす
  • 売れ行きの傾向を見ながら、注力するカテゴリー・国を絞り込む

澤井様

  • 配送ポリシーの見直し
    • 想定外の送料が上乗せされていないか、実際に各国サイトの商品ページを確認する
  • 広告(Promoted Listings)の運用
    • 競合の少ないUKで最低額に近い設定

山本様

  • どの商材がどの国で売れるか、思い込みをなくして地道にデータを見て検証を重ねる
  • 広告(Promoted Listings)の運用は、基本的に全サイト同一の設定

広告(Promoted Listings)の運用方針は、商材やサイトの競争環境に応じた判断が必要という見解が示されました。

まとめ|eBayセラーミートアップで学ぶ「トップセラーが語る他国展開のリアル」

まとめ|eBayセラーミートアップで学ぶ「トップセラーが語る他国展開のリアル」 まとめ画像

今回は、eBayセラーミートアップで取り上げられた「参加者からの質疑応答」と「トップセラー3名によるパネルディスカッション」についてご紹介しました。

この記事のまとめ
  • eBaymagはUSのみのアカウントで他国展開が可能。ログイン情報1つで複数サイトを運用できる
  • ドイツ市場は認知度・言語対応のハードルが低く、英語でのコミュニケーションで問題なく参入しやすい
  • 価格設定は為替手数料や販売手数料をふまえ、5%以内を目安に総合的に判断することが推奨される
  • トップセラー3名とも、US単独の成長頭打ちや関税環境の変化をきっかけに他国展開へ踏み出す
  • UK・ドイツ・オーストラリアへの積極的な進出は、出品数の拡大やデータに基づく国・カテゴリーの絞り込みが成果につながっている

本記事は「【eBayセラーミートアップ2026年】eBaymag最新アップデート & イギリス・ドイツ市場進出」の後編です。

前編・中編とあわせてご覧いただくことで、セミナー全体の内容をより深くご理解いただけます。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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菊池 駿(きくち しゅん)
株式会社Awiiin 代表取締役eBay物販輸出のツールBee運営者

  • 芝浦工業大学 数学科 卒業
  • 2014~2019年:5年間中学校数学教師として勤務
  • 2018年:YouTubeチャンネル「eBayライフを快適に by Bee」開設
    ※チャンネル登録者数”9,570人”(2025年9月時点)
  • 2020年:「株式会社Awiiin」設立
  • 2024年:「埼玉を代表する企業100選」に選出
  • 2025年:サッカーチーム「シュワーボ東京」をスポンサード
  • 2025年:KEIDO 経営を極めるメディアに掲載
  • 2026年:BigLife CEO Collection2026に選出(2025年に続き連続選出)
  • 2026年:eBay Japanに有効ツールとして「Bee」紹介・掲載
  • 2026年:ウォール・ストリートジャーナルに掲載
  • 2026年:ベクトルパークと業務提携
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