
今回は、Awiiinコミュニティメンバーの”Fujiさん”がゲスト。
月利100万円達成までの経緯や運営体制についてお話を伺いました。
- 月利100万円を達成した具体的なプロセス
- 関税の影響を踏まえた価格設定の工夫
- 外注化による効率的な運営方法
- eBaymagやAIツール「Bee」の活用方法
- 複数アカウント運用と商材選定の考え方
関税問題やアカウントのトラブルがあっても、最低限の運営を継続することで成果を出すことは可能です。
Fujiさんのリアルな実体験を、ぜひ最後までご覧ください。
この度、Awiiinが提供しているAIマーケティングツール「Bee」が、eBay Japanに有効ツールとして紹介・掲載されました。
イーベイ・ジャパン公式ホームページでも、ご確認いただけます。
■eBay Japanに有効ツールとして紹介・掲載されたツール

画像引用元:イーベイ・ジャパン
Fujiさんの経歴

前回インタビューさせていただいた時点でのFujiさんの経歴は、以下のとおりです。
■経歴
- 20〜25歳:美容師
- 25歳以降:建設業の現場監督(会社員)
- 会社員と並行しeBayの副業を開始
■eBay副業時代(独立前)
- 売上:メインアカウント6,000ドル+サブアカウント1,000ドル(2023年10月時点)
- 月利:約22〜25万円
- 1日の出品数:600〜800品
■独立
- 2024年3月:会社員時代の給料をeBay収入が超えたことを機に独立
- 売上:3アカウント合計1万8,000ドル/月
- 手残り:約50万円/月
- 目標:月利100万円
前回のFujiさんへのインタビューは、以下の記事よりご覧いただけます。

目標としていた月利100万円達成

Fujiさんがもともと目標にしていた月利100万円ですが、2025年11月に達成。
利益ベース(手数料込み)で120万円を記録し、目標を大きく上回る結果になりました。
達成時は、まだまだ先のことと考えていたため、ご自身でも驚きだったそうです。
ただし、達成直前には以下の逆風も体験されています。
- 関税問題による価格設定や運営方針の見直し
- 4つ目のアカウントのサスペンド
Fujiさん新しい戦略をとったわけではありませんが、最低限の作業だけで月利100万円を達成できました。
逆風の中でも継続してeBayに取り組んだことが、月利100万円を達成できた要因です。
eBayの運営体制


現在、富士さんが自ら行っている作業は以下の2つです。
- メッセージ対応:バイヤーからの問い合わせやオファーへの返信
- テスト出品:気になる商材を個人的に試しながら出品



発送業務をお願いしている外注スタッフが優秀なので、1日あたりの私の作業時間は約2時間にまで抑えられています。
外注体制を確立した上で、自分の作業に集中したことが、効率的な運営と月利100万円達成につながっています。
月利100万円達成時の売上・利益率


Fujさんが月利100万円を達成した際の売上や利益率は、
- 売上:28,000ドル(3アカウント合計)
- 利益率:25〜30%
関税の影響もあったにもかかわらず、売上はしっかりと維持されています。



なるべくライバルが少なそうな商材を選んで出品したことが、売上を維持できた要因だと思っています。
競合の少ないニッチな商材を意識的に選ぶことも、関税に負けないためにも重要といえるでしょう。
アカウント別の取り扱い商材


現在、富士さんは3つのアカウントを自身の名義で運営しています。
各アカウントの取り扱い商材は、以下のとおりです。
- 1アカウント目: アパレル・一部アニメ系
- 2アカウント目: 工芸品
- 3アカウント目: 女性向けアパレル・アニメ系
以前はゲームやアパレルなど様々な商材を混在させた、4つ目のアカウントも運営していました



4つ目のアカウントは、eBayから「未着率が高く危険を及ぼす可能性がある」というメールが突然届き、サスペンドになってしまいました。
ただし、実際には未着の事実が確認できず、異議申し立てを行ったものの覆ることはありませんでした。
現在の3アカウントは、いずれもカテゴリーを明確に絞った運営をされています。
関税を踏まえた価格設定の工夫


関税が導入されたことで、Fujiさんは以下のように価格調整をしています。
- 2025年8月の関税導入前より10%値上げし、送料も上乗せして調整
- 2026年2月の10%関税導入時は、関税分として上乗せしていた送料を約5ドル引き下げる対応を実施



関税導入当初は15%値上げしていましたが、売れ行きを見ながら少しずつ調整し、現在の10%水準に落ち着きました。
特に高額な商品ほど、関税の割合がそのまま大きな負担になります。
そのため、売れ行きを見ながら柔軟に微調整していくことが大切といえるでしょう。
顧客対応はBeeを活用して効率化


顧客対応は全てFujiさんが行っており、オファーへの返信や質問対応などをこなしています。
アニメ系商材ではそれほど問い合わせは多くないものの、アパレルではサイズに関する質問が頻繁に届くとのこと。
そこで活躍しているのが、Awiiinが提供しているマーケティングツール「Bee」です。
- 翻訳: 海外バイヤーからの英語メッセージを素早く日本語に翻訳
- 単位変換: センチをインチに変換してサイズ回答をスムーズに対応



これらの作業がスマホ1つで完結できるため、すごく重宝しています。
AIを活用することで、英語の壁を感じることなく、迅速かつ丁寧な顧客対応が実現可能です。
まだ「Bee」を活用していない方は、無料で登録可能なのでぜひご活用ください。
eBaymagを活用した販売戦略とプロモーション施策


Fujiさんは、トランプ大統領の関税発表をきっかけにeBaymagの活用を開始。
現在では、売上の約1/3をeBaymagが占めるほどに成長しています。
eBaymagでの販売国は、以下のとおりです。
- イギリス: 最も売上が多く、eBaymagの中心的な市場
- オーストラリア: イギリスに次ぐ販売先
- カナダ: たまに売れる程度



顧客の半分はアメリカが占めていますが、eBaymag経由での販売も増えてきており、今後も期待しています。
また、プロモーテッドリスティングは各国ともに5%固定で1年間かけっぱなしです。
手数を増やさずシンプルに運営することを意識しており、販売促進手段はオファー・プロモーテッドリスティング・セールに絞っています。
また、リピーターへのポジティブフィードバック依頼メッセージも、スマホとPCを使い分けながら対応しています。
プロモーテッドリスティングは、2026年にルール変更が発表されているので、以下の記事より詳細をご確認ください。


AIを活用したリサーチと出品戦略


商品が売れた際に「関連商品で世界的に人気があるものは何か」など、ChatGPTを活用してリサーチされています。
AIが多くのキーワードを提示してくれるため、リサーチの効率化に大いに役立っているとのことです。
また、2〜3年分の出品リストを記録・蓄積しており、1日4リストの出品を以下のように使い分けています。
- 2つのリスト: 販売実績のある定番商品をコンスタントに回転させる
- 2つのリスト: 新しい商材のテスト出品



過去のデータを活かしながら、AIによる新規リサーチも継続することで、安定した売上と新たな商材開拓を行っています。
Fujiさんは以前からリサーチに力を入れており、過去の記事でも取り上げているので併せてご覧下さい。


今後の目標と新たなビジネス「Shopify」


月利100万円を達成したFujiさんの次の目標は、その水準を継続して維持していくこと。
またeBay以外にも新たなビジネスを展開しており、具体的には以下の取り組みを進められています。
- 輸入アパレルサイトの運営: 国内向けにアパレル商品を販売するShopifyサイトを先々月オープン
- SNS集客: Instagramのリールなど、SNSのショート動画を制作・編集し、集客に注力



現在はeBayの作業時間が短い分、ショート動画の制作に時間を使って、集客の難しさを実感しながらも新たな挑戦を続けています。
なお、AwiiinではeBay以外の販路を検討されている方に向けて、新アプリ「Musashi」を開発中です。
Musashiは「撮影したらそのまま出品できる」をコンセプトに、多くのECプラットフォームに対応しています。
以下の記事でアプリの詳細を説明しているので、ぜひご覧ください。


まとめ|最低限の運営を継続して月利100万円を達成


今回は、Fujiさんをゲストに迎え、月利100万円達成の経緯やeBayの運営体制、今後のビジネス展開など、さまざまなお話をお聞きしました。
- 月利100万円の達成: 関税問題やアカウントのサスペンドという逆境の中、2025年11月に月利120万円達成
- eBayの運営体制: 発送業務を外注化することで、1日約2時間の作業時間を実現
- 価格設定の工夫: 関現在は関税前より10%値上げした水準に落ち着く
- Beeの活用: 翻訳やセンチ・インチ変換など、顧客対応をスマホ1つで効率化
- eBaymagの活用: トランプ関税をきっかけに開始し、現在では売上の約1/3を占めるまでに成長
- 今後の展開: 月利100万円の継続維持を目標に、Shopifyを活用した輸入アパレルサイトの運営にも挑戦中
外注化やAIツールを活用しながら効率的な運営を続け、月利100万円という目標を達成したFujiさん。



トランプ関税などの逆境があっても最低限の運営を続けていけば、必ず見える景色が変わってくるので、諦めずに継続することが大切です。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。
なお、今回ご紹介した内容は、YouTube動画でもご覧いただけます。
当ブログでは初心者さん向けの記事も多数ご用意していますので、ぜひお読みください。








菊池 駿(きくち しゅん)
株式会社Awiiin 代表取締役・eBay物販輸出のツールBee運営者
- 芝浦工業大学 数学科 卒業
- 2014~2019年:5年間中学校数学教師として勤務
- 2018年:YouTubeチャンネル「eBayライフを快適に by Bee」開設
※チャンネル登録者数”9,570人”(2025年9月時点) - 2020年:「株式会社Awiiin」設立
- 2024年:「埼玉を代表する企業100選」に選出
- 2025年:KEIDO 経営を極めるメディアに掲載
- 2026年:BigLife CEO Collection2026に選出(2025年に続き連続選出)
- 2026年:eBay公式サポートツールに「Bee」が選出


