
2026年4月、日本郵便のアメリカ向け配送サービスが約8ヶ月ぶりに全面再開されました。
FedExやDHLに頼らざるを得なかった状況が変わり、eBayセラーにとってコスト削減のチャンスが訪れています。
この記事では、再開の仕組みからZonosアプリの操作手順、コスト試算まで解説します。
- 日本郵便のアメリカ向け配送再開
- Zonosプリペイアプリの操作手順
- 【試算】EMS+Zonosのコスト感
菊池送料コストの削減は、eBayでの競争力に直結します。
最新の配送手段を正しく把握しておくことが、安定した利益確保につながります。
ぜひ最後までご覧いただき、今後のコスト管理にお役立てください。
なお、当ブログでは、eBay初心者向けの記事を多数用意しているので、併せてお読みいただけると幸いです。


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日本郵便のアメリカ向け配送再開


2026年4月14日より、EMS・国際eパケット・eパケットライトのアメリカ向けサービスが復活しました。
デミニミス免税廃止以降、日本郵便はアメリカ向けサービスを停止していました。
多くのeBayセラーはFedExやDHLなどの高コストな配送手段を使わざるを得ない状況でした。



今回の再開は、コスト面で大きなメリットをもたらす朗報と言えます。
日本郵便からの「アメリカ宛て郵便物の引受再開のお知らせ」については、以下の公式サイトをご覧ください。
再開の仕組みとZonosの位置づけ


Zonos(ゾノス)とは、関税を事前に支払うDDP方式を採用した関税事前支払いシステムです。
日本郵便はZonosを活用することで、アメリカ向け全配送サービスの再開を実現しました。
Zonosが必要になるかどうかは、以下の価格帯の3区分で分かれています。
- 個人間ギフト(贈り物):もともと免税のため、Zonosは不要
- 販売品800ドル以下:Zonosによる関税事前支払いが必須
- 販売品800ドル超え:Zonosは不要



eBayセラーが主に販売している商品は「800ドル以下の販売品」なので、多くの方がZonosの利用対象になります。
なお、DDPについて詳しく知りたい方は、以下の記事にてご確認ください。


Zonosプリペイアプリの操作手順


Zonosアプリはスマホで「Zonos」と検索するだけで見つかり、すぐにインストールできます。
操作はシンプルで、以下の4ステップで完結します。
- ステップ1:商品を撮影する
- ステップ2:関税と手数料の合計を支払う
- ステップ3:配送ラベルを印刷する
- ステップ4:郵便局で発送する
それぞれ、ほとんどの作業をスマホで完結できるので、ぜひご活用ください。
アプリ内で商品を撮影すると、AIが自動でHSコード(商品分類コード)を解析・入力してくれます。
ただし、AIが算出する市場価格が実際の販売価格とずれている場合があります。
そのため、「内容品を編集」から必ず販売価格を確認・修正することが重要です。
HTSコードや危険物非該当の理由なども入力して保存します。


「関税を計算する」ボタンを押すと関税額の見積もりが表示され、クレジットカード決済などで支払います。
手数料の算出基準は商品金額や重量によって変動する可能性があるので、注意が必要です。


支払い完了後すぐに配送ラベルの作成画面へ進みます。
eBayとの連携機能はないため、注文情報を手動で入力しなければなりません。





自分の住所は2回目以降は保存されますが、相手先の配送先住所は毎回手入力が必要な点が、最も手間のかかる部分です。
DDP表記の配送ラベルを郵便局へ持参し、窓口で送料のみを支払えば発送完了です。





操作自体は難しくなく、配送先住所の入力さえクリアできれば、EMSなどで安く配送できるなら「十分使える」と思いました。
今後は、実際に荷物発送後の追跡や到着までに問題が発生しないかどうかを、検証していく予定です。
【試算】EMS+Zonosのコスト感


結論として、Zonosを利用してEMSで発送すると、FedExやDHLと比較して総コストが安くなるケースが多いです。
FedExやDHLは容積重量での計算となるため、サイズが大きい荷物はコストが跳ね上がりやすい傾向があります。
一方EMSは実重量ベースの料金体系のため、特に軽量な荷物においてはFedExやDHLと比べて明らかに安くなります。
関税・手数料のコスト感については、以下の目安を参考にしてください。
- 関税+Zonos手数料の合計:販売価格の約14%
- Zonos手数料単体:販売価格の約4%
金額が低い商品ほど手数料の割合が相対的に高くなりますが、一定金額以上になると14%前後で落ち着きます。



Zonos手数料を加味しても、FedExやDHLより総コストが安くなるケースが多い点は大きなメリットと言えますね。
まとめ|日本郵便×Zonosを活用してeBayの配送コストを最適化しよう!


日本郵便のアメリカ向けサービス再開は、eBayセラーにとって配送コスト削減の大きなチャンスです。
■今すぐ取り組むべきアクション
- Zonosアプリをダウンロードして初期設定を完了する
- アメリカ向け送料設定を見直し、関税分を販売価格に反映する
- 商品価格や重量ごとにEMSと他社サービスの最適な配送手段を決定する
■この記事のまとめ
- 約8カ月ぶりに日本郵便のアメリカ向け配送が全面再開
- Zonosの導入で手間は増えるが、送料コストの大幅削減が可能
- 関税の事前支払いをうまく価格設定に組み込めば、ライバルに差をつけられる



日本郵便の復活はeBayセラーにとって非常に大きな武器になります。
FedExやDHLの配送コストを見直し、Zonosと組み合わせて積極的にコスト削減につなげていきましょう。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。
なお、今回ご紹介した内容は、YouTube動画でもご覧いただけます。
Awiiinが提供しているAIマーケティングツール「Bee」が、eBay Japanに有効ツールとして紹介・掲載されました。
イーベイ・ジャパン公式ホームページでも、ご確認いただけます。
■eBay Japanに有効ツールとして紹介・掲載されたツール




画像引用元:イーベイ・ジャパン
当ブログでは初心者さん向けの記事も多数ご用意していますので、ぜひお読みください。








菊池 駿(きくち しゅん)
株式会社Awiiin 代表取締役・eBay物販輸出のツールBee運営者
- 芝浦工業大学 数学科 卒業
- 2014~2019年:5年間中学校数学教師として勤務
- 2018年:YouTubeチャンネル「eBayライフを快適に by Bee」開設
※チャンネル登録者数”9,570人”(2025年9月時点) - 2020年:「株式会社Awiiin」設立
- 2024年:「埼玉を代表する企業100選」に選出
- 2025年:KEIDO 経営を極めるメディアに掲載
- 2026年:BigLife CEO Collection2026に選出(2025年に続き連続選出)
- 2026年:eBay Japanに有効ツールとして「Bee」紹介・掲載
- 2026年:ウォール・ストリートジャーナルに掲載


