
2026年7月のeBayポリシー変更が、アパレル・靴・コインを出品しているセラーに影響を与える可能性があります。
対応が遅れると出品の保留・警告・停止につながるため、内容を把握して早めに対策を講じることが重要です。
この記事では、今回のポリシー変更の内容と7月までにやるべき対策をわかりやすく解説します。
- 【出品保留・警告・停止】の対象になるセラー
- 押さえておくべき3つの変更点
- 標準データとは「正しく読み取れる決められた形式のデータ」
- アパレル・靴で危険な入力例
- コインで危険な入力例
- 外部ツール利用者が知っておくべき注意点
- 優先して見直すべき商品はどれか
- やってはいけない 5つのNG対応
菊池eBayのシステムはますます厳格化されており、説明文に情報を書くだけでは不十分な時代になっています。
心当たりのある方はぜひ最後までご覧いただき、今後の販売活動にお役立てください。
なお、当ブログでは、eBay初心者向けの記事を多数用意しているので、併せてお読みいただけると幸いです。


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【出品保留・警告・停止】の対象になるセラー


2026年7月以降のeBayポリシーの変更によって、以下のセラーが出品の保留・警告・停止のリスクがあります。
■出品の保留・警告・停止の対象になるセラー
- アパレルを出品しているセラー
- 靴を出品しているセラー
- コインを出品しているセラー
- 「Sold Similar」で過去の出品データを使い回しているセラー



上記のいずれかに該当する方は、今回のポリシー変更の影響を受ける可能性があるため、早めに内容を確認しておくことが重要です。
また、外部ツールを使ってeBayと連携・同期している方は注意が必要です。
ツール側に古いデータが残っていると、同期のタイミングで古いデータがeBayに送信され、意図せず出品の保留や警告される可能性があります。
頻繁に同期を行っているツールを利用しているセラーは、特に注意して元データの状態を確認しておきましょう。
押さえておくべき3つの変更点


今回のポリシー変更で押さえておくべきポイントは、大きく分けて以下の3つです。
これまでは自由形式で入力していたサイズを、eBayが認識しやすい標準データに寄せる必要があります。
- 自由記述のままでは、eBayの検索フィルターや審査の仕組みで正しく読み取られない
- 警告や保留の対象となるリスクがあるため
以下の情報を商品説明文だけではなく、eBayが正式に認める項目として整備する必要があります。
- 鑑定済みか、未鑑定か
- グレード(等級)は何か
API連携や外部ツールで同期を行っている場合、eBay側だけデータを修正しても、ツール側の元データが古いままだと、次回の同期時に古い値が上書きされて戻ってしまう可能性があります。
そのため、eBay側だけでなくツール側の元データも合わせて修正することが必要です。
特に優先して対応すべきなのは①と②で、③は補足的な注意事項として把握しておきましょう。
標準データとは「正しく読み取れる決められた形式のデータ」


標準データとは、eBayのシステムや検索・フィルター機能で正しく読み取れる、決められた形式のデータです。
例えば、商品説明文に「日本のサイズでMくらいです」と書いてあったとしても、あくまで購入者(人間)に向けた補足情報に過ぎません。
eBayのシステムが検索・フィルター・出品可否の判断で実際に参照するのは、以下の項目です。
- アイテムスペシフィックス(サイズ・素材・スタイルなどの構造化された項目)
- コンディション項目(商品の状態を示す所定の選択肢)



eBayが認識できる情報が入っていない場合、説明文にしっかり書かれていても、eBay上ではサイズや状態が正しく認識されません。
そのため、以下のように役割を分けて情報を入力することが重要です。
- 商品説明文:日本サイズや実寸など、購入者向けの補足情報を記載する場所
- アイテムスペシフィックス:eBayのシステムが読み取る標準値を入力する場所
使い分けを意識することが、今回の変更への対応の基本となります。
アパレル・靴で危険な入力例


アパレルや靴の出品において、以下のような自由記述が入力されている場合は注意が必要です。
- See Description(C.Description):説明文を参照するよう促す記述
- NA:該当なしを意味する略語
- Japanese・M / JP・M:日本サイズをそのまま略記したもの
- フリーサイズ:サイズが一定でないことを示す日本独自の表現
- 画像参照:写真を見て判断するよう促す記述
- 大体Mぐらい:曖昧なサイズ感を示す自由記述



eBayの検索フィルターや標準化の仕組みにおいては、精度の低い値として扱われてしまい、警告や保留の対象になる可能性があります。
特に注意が必要なのは、同じような商品を大量に出品しているセラーです。
同じ入力ミスが大量の出品データに残っている場合、影響は広範囲に及びます。
心当たりのある方は、早急にアクティブ出品全体を見直すことをおすすめします。
アパレル・靴セラー 5つのチェックリスト


アパレルや靴を出品しているセラーは、7月までに以下の手順で出品データを見直しておきましょう。
- アクティブ出品をCSVなどで出力する
- サイズ関連項目を確認する(例:Size、US Size、Department、Type、Style、Condition など)
- 危険値が入っていないかを確認する(例:空欄、N/A、See description、日本語 など)
- アイテムスペシフィックスにeBayが認識できる標準値を入力する
- 日本サイズや実寸は商品説明文に残す
アイテムスペシフィックスはeBayが読む場所、商品説明文は購入者が読む場所と役割を分けて考えることが重要です。
コインで危険な入力例


コインの出品においては、アパレル・靴以上に自由記述から構造化データへの移行が重要です。
以下のような説明文だけで出品している場合は、早急に見直しが必要です。
- 「美品です」:日本独自の状態表現であり、eBayのシステムには認識されない
- 「状態良好です」:人間には伝わるが、eBayが定めるコンディション項目としては不十分
- 「写真で判断してください」:eBayが求める構造化されたコンディション情報としては認められない
以上の説明は、購入者向けの補足情報としては一定の意味を持ちます。
しかしeBayが求めるコンディション情報としては不十分とみなされ、警告・保留・出品停止のリスクが高いです。



特にコインは他のカテゴリと比べて高額商品が多いため、出品が止まった際の損失が大きくなりやすいという点に注意しましょう。
コインセラーがやるべきこと


まず、出品しているコインを鑑定済みと未鑑定に分類することから始めてください。
- 鑑定済み(グレーデッド)の場合
- グレード、グレーディング、認定番号などの情報をアイテムスペシフィックスに整理して入力する
- 未鑑定(アングレーデッド)の場合
- eBayが用意している標準のコンディション項目に合わせて状態を入力する



状態が判断できない商品を「写真で確認してください」のままで出し続けることはリスクがあります。
コンディションの分類に自信がない場合、一時的に出品を停止し状態を確認してから再出品するのもおすすめです。
外部ツール利用者が知っておくべき注意点


API連携や外部ツールで頻繁に同期を行っている場合、ツール側に古いデータが残ったままだと、同期のタイミングでそのデータがeBayに送信され、古い値として認識されてしまう可能性があります。
現時点ではまだ影響の詳細は不明なため、まずはeBay側のデータ修正を優先して進めつつ、ツール側にも古いデータが残っていないかを把握しておきましょう。
優先して見直すべき商品はどれか


全商品を一度に修正するのが難しい場合は、以下の優先順位で確認を進めましょう。
- サイズ関連のアイテムスペシフィックスが空欄・NA・See Descriptionになっている商品
- プロモートリスティングを使用している商品(アイテムスペシフィックスが不十分だと広告効率にも影響する)
- 複数在庫のある定番商品・高額商品・外部ツールで毎日同期しているSKU・Sold Similarで使い回している商品



売上が大きい商品だけでなく、出品が止まった時の損失が大きい商品から優先的に確認するのが現実的です。
やってはいけない 5つのNG対応


以下に該当する対応をしているセラーは、警告・保留・出品停止のリスクがあるので、今すぐ見直してみましょう。
- ❌ 説明文に詳しく書いているからアイテムスペシフィックスを放置する
- 説明文はあくまで購入者向けの補足情報
- eBayが参照するのはアイテムスペシフィックスであるため、説明文がどれだけ詳しくても放置は危険
- ❌ eBayが自動で正規化してくれるから何もしない
- 精度の低い値が残っている場合、自動正規化では対応しきれない
- 警告や保留につながる可能性がある
- ❌ 日本サイズをそのままアイテムスペシフィックスに入力する
- 日本サイズや実寸は商品説明文に補足として残す
- アイテムスペシフィックスにはeBayが認識しやすい標準値を入力する
- ❌ コインの状態を「写真で判断してください」だけで済ませる
- コインのコンディションは、eBayが定める所定の項目で入力する必要がある
- 写真判断への誘導だけでは不十分
- ❌ eBay側だけ修正して外部ツール側の元データを放置する
以上の対応は、特にやりがちな対応なので注意が必要です。
まとめ|2026年7月までにやるべきこと


今回のポリシー変更への対応は、単発の出品修正ではなく商品データの運用全体の見直しです。
以下の手順で早めに対応してください。
- 対象商品の洗い出し:アパレル・靴・コインのアクティブ出品を確認し、空欄・NA・日本語独自表現・写真判断などの危険な値が入っている商品を抽出する
- アパレル・靴:アイテムスペシフィックスにeBayが認識できる標準値を入力する(日本サイズや実寸は説明文に補足として残してOK)
- コイン:鑑定済み・未鑑定に分類し、eBayが定めるコンディション項目をきちんと埋める
まずはアクティブ出品を確認し、サイズ・コンディションの項目チェックから始めましょう。



今回のような運用管理にお悩みのセラーには、ツール「Musashi」がおすすめです。
現在すでに、以下の機能が利用可能です。
- スマホアプリで写真を撮ってすぐに出品が可能
- eBayの商品をそのままShopeeやJoomなどへ横展開して出品できる
- メルカリへの出品も簡単に対応
- 在庫管理も一元化できる
さらにMusashiは進化を続け、運用フェーズでもより大きな価値を発揮するツールへと成長していきます。
今後のアップデートにもぜひご注目ください。
■eBay Japanに有効ツールとして紹介・掲載されたツール




画像引用元:イーベイ・ジャパン
当ブログでは初心者さん向けの記事も多数ご用意していますので、ぜひお読みください。








菊池 駿(きくち しゅん)
株式会社Awiiin 代表取締役・eBay物販輸出のツールBee運営者
- 芝浦工業大学 数学科 卒業
- 2014~2019年:5年間中学校数学教師として勤務
- 2018年:YouTubeチャンネル「eBayライフを快適に by Bee」開設
※チャンネル登録者数”9,570人”(2025年9月時点) - 2020年:「株式会社Awiiin」設立
- 2024年:「埼玉を代表する企業100選」に選出
- 2025年:サッカーチーム「シュワーボ東京」をスポンサード
- 2025年:KEIDO 経営を極めるメディアに掲載
- 2026年:BigLife CEO Collection2026に選出(2025年に続き連続選出)
- 2026年:eBay Japanに有効ツールとして「Bee」紹介・掲載
- 2026年:ウォール・ストリートジャーナルに掲載
- 2026年:ベクトルパークと業務提携


