
eBayでは2026年に入り、広告「Promoted Listings」をめぐるトラブルが相次いで報告されています。
しかし、2026年2月19日のeBay公式から新ルールが発表され、広告費の仕組みがよりシンプルになりました。
この記事では、トラブルの背景と新ルールの変更点、自分に合った広告の使い分けについて解説します。
菊池広告費の掛け方に不安を感じているセラーさんに向けて、正しい仕組みの理解と具体的な対策をお伝えします。
ぜひ、最後までご覧いただき、今後のストア運営にお役立てください。
なお、当ブログでは、eBay初心者向けの記事を多数用意しているので、併せてお読みいただけると幸いです。


この度、Awiiinが提供しているAIマーケティングツール「Bee」が、eBay公式サポートツールに公認されました。
イーベイ・ジャパン公式ホームページでも、ご確認いただけます。
■eBay公式サポートツール


画像引用元:イーベイ・ジャパン
eBay広告「Promoted Listings – Priority」の概要


Promoted Listings – Priorityは、Googleのスポンサー広告と同じようなクリック課金型(CPC)広告です。
購入されなくても、クリックされた時点で費用が発生します。
■Priorityの仕組み
- 表示チャンスが高いタイミングで予算を前倒し消化する
- 1日の消化上限は予算の最大2倍まで
- 月間トータルでは設定した上限額内に収まるよう調整される



セラー側がこの仕組みを理解していなかったことで、1日に予想を超えて予算が使われていると勘違いし、トラブルになったと思われます。
Promoted Listings – Priorityについては、eBayでも細かく解説しているので、以下のページをご覧ください。
eBay広告「Promoted Listings – Priority」のトラブル報告


このPriorityにおいて、「想定外の広告費がかかっている」というトラブルが報告されました。
なかには、「1日の広告費が想定の2倍かかっている」というトラブルの報告もあります。
■Priorityの広告トラブル例
- 月間100ドルの予算設定時、1日あたりの想定予算は約3ドル
- しかし、実際には6〜7ドル消化される日があった



想定外の1日の予算消化はeBayのバグではなく、以下の仕組みによるものです。
eBay広告「Promoted Listings – General」の概要


Promoted Listings – Generalは、「売れた時だけ広告費がかかる」成果報酬型の広告でした。
しかし、ここ2〜3年で仕様変更が繰り返され、「広告費のかかり方がおかしい」という声も上がっています。
2026年2月19日のeBay公式ウェビナーにて新ルールが発表されたので、内容をまとめました。
波及効果による広告費課金の廃止


以前は商品Aをクリックして商品Bを購入した場合、商品Bにも広告費が発生する「波及効果」のルールがありました。
今回の変更で波及効果が廃止され、よりシンプルな仕組みになっています。
- 商品Aをクリック→商品Bを購入:広告費はかからない(Bにはプロモーションが未設定のため)
- 商品Aをクリック→商品Aを購入:広告費かかる(クリック時・販売時ともにプロモーション設定あり)



商品Aにプロモーションを掛けていて、その結果商品Bにたどり着いたからといって、商品Bにも広告費が掛かるのはおかしな話ですよね。
今後は、今まで余計に掛かっていた波及効果部分についてはなくなりました。
Promoted Listings – Generalの従来仕様は継続


Promoted Listings – Generalの従来仕様は、引き続き継続されます。
Promoted Listings – General経由でクリックが発生すると、クリックの効力が一定期間継続するという仕組みです。
■Promoted Listings – Generalの仕組み
- クリック後30日間は課金される
- 例:バイヤーAが商品Aをクリック→バイヤーBが商品Aを購入:広告費がかかる
- General経由のクリック後、自然検索や直接メッセージ経由で購入された場合でも広告費がかかる



つまり、クリックした人と購入した人が異なる場合でも、プロモーション設定中であれば広告費が発生します。
販売時にGeneralを外した場合は広告費が発生しない


今回の新ルールでは、販売時にPromoted Listings – Generalを外していた場合、広告費がかからないという点です。
■新ルールの追加仕様
- クリック時:Generalあり / 販売時:Generalあり → 広告費がかかる
- クリック時:Generalあり / 販売時:Generalなし → 広告費がかからない



例えば、バイヤーと事前に交渉・相談し、購入前にGeneralを外した状態で販売が成立した場合は、広告費が発生しないことになります。
ただし、従来仕様の30日間ルールが、Generalを外した後でも残るのか現時点では不透明です。
基本的にはクリック時・販売時両方でGeneralが掛かっていなかったら、「広告費は取らない」と覚えておきましょう。
不安な場合は、実際の運用で確認しながら進めるのが賢明です。
セラー別「Promoted Listings」の使い分け


Promoted Listingsには、今回ご紹介したGeneral・Priorityに加えて、Offsiteなどが用意されています。
どの広告タイプを選ぶべきかは、ご自身の状況や目的によって異なります。
以下の判断基準を参考に、自分に合った広告戦略を選んでみてください。
- eBay広告が初めて → まずGeneral Strategyから始める
- 在庫が少ない(1点もの中心)→ General Strategyが無難
- 同じ商品を15個以上在庫 → Priority Strategyで販売速度UP
- 高額商品で利益率に余裕あり → Priority Strategyで1位表示
- 型番・モデル番号で検索される商品 → General + OffSite の組み合わせ
- 広告費を絶対に赤字にしたくない → General Strategy(売れなければ課金なし)



eBay初心者はGeneralから始めて、在庫や売上の規模などに応じて、PriorityやOffSiteを使い分ける方が良いですね。
なお、Promoted Offsiteについては、eBay公式の動画でも紹介されているので、ぜひご覧ください。
まとめ|eBayセラーは広告の仕組みを理解して戦略的に使い分けよう!


今回は、eBayの広告「Promoted Listings」をめぐるトラブルや仕様変更について解説しました。
■各Promoted Listingsの仕様
- Promoted Listings Priority
- 検索1位表示を狙える強力な広告
- 在庫が多い・利益率に余裕があるセラーは積極的に活用すべき
- ただし、「想定外の広告費がかかっている」とトラブル報告もある
- Promoted Listings General
- クリック時・販売時の両方にプロモーションがかかっていない場合、広告費は発生しない
- セラーの状況に応じた使い分けが、広告費の最適化につながる
■今すぐやるべき3つのアクション
- 自分の販売スタイルに合った広告タイプを、判断フローチャートで確認する
- まずはGeneralから始め、在庫数や利益率に応じてPriorityへステップアップする
- 型番・モデル番号で検索される商品はGeneral+Off-Siteの組み合わせを試してみる



最新のルールをしっかりと把握し、広告を戦略的に活用しながら、売上アップを目指していきましょう。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。
なお、今回ご紹介した内容は、動画でも詳しく解説しているので、宜しければご覧ください。
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菊池 駿(きくち しゅん)
株式会社Awiiin 代表取締役・eBay物販輸出のツールBee運営者
- 芝浦工業大学 数学科 卒業
- 2014~2019年:5年間中学校数学教師として勤務
- 2018年:YouTubeチャンネル「eBayライフを快適に by Bee」開設
※チャンネル登録者数”9,570人”(2025年9月時点) - 2020年:「株式会社Awiiin」設立
- 2024年:「埼玉を代表する企業100選」に選出
- 2025年:KEIDO 経営を極めるメディアに掲載
- 2026年:BigLife CEO Collection2026に選出(2025年に続き連続選出)
- 2026年:eBay公式サポートツールに「Bee」が選出


