2025年は特に、デミニミス撤廃・DDP義務化・広告費改定など、売上に直結するルール変更が相次いだ1年でした。
この記事では、2025年のeBay輸出に関する重要なアップデートをまとめて解説します。
2026年の最新情報もチェック! トランプ関税・DDP義務化・2026年の売れ筋カテゴリーなど、最新情報は2026年版の記事でまとめています。 👉 【2026年最新】eBay輸出の最新情報はこちら
2025年12月|米国ではPre-loved(中古品)がギフトの主流に
eBayは、日本を含む世界9か国を対象に実施した調査結果をまとめた「リコマースレポート2025」を公開しました。

画像引用元:ebay
■米国では「ホリデーギフトに中古品を選ぶ」人が約8割
調査によると、米国では約8割の消費者がホリデーギフトとしてPre-loved(中古品)を選ぶ可能性があると回答しており、「贈り物=新品」という考え方は変化しつつあります。
日本では現時点で28%にとどまるものの、72%が「昨年より選ぶ可能性が高まった」と回答しており、今後はヴィンテージ品や一点物を贈る文化が広がる可能性があります。
また、世界の消費者の90%が2025年もPre-lovedへの支出を維持・増加する予定と回答。
特にZ世代を中心に、節約だけでなく「宝探しの楽しさ」や「サステナブル意識」から、中古品を選ぶ動きが加速しています。
■年末商戦で強いジャンル

年末商戦では、トレーディングカード、高級時計・ジュエリー、日本ブランド商品の需要が高まり、日本セラーにとっても追い風となるデータが示されました。
2025年第3四半期|増収増益+「広告・mag・SEO」重要アップデート

2025年11月20日に発表された最新のeBayニュースでは、プラットフォームの堅調な成長を示す決算数値と、セラーの売上に直結する複数のシステム更新が明らかになりました。
まず、2025年第3四半期決算においては、収益が28億ドル(前年同期比+9%)、GMV(総取引額)が201億ドル(前年同期比+10%)と、共にプラス成長を記録。eBay市場全体が活性化しており、セラーにとって追い風となる状況が続いています。
この成長を背景に、eBayはテクノロジーとシステムの大幅な刷新を進めています。主なトピックは以下の通りです。
- テクノロジーによる成長戦略: AI技術を活用した出品・販売促進機能の強化。
- eBaymagのシステム整理: 従来のシステムが整理され、新環境への移行等の対応が必要になる可能性があります。
- SEOとリスティングの最適化: 検索順位を上げるためのリスティング改善(背景白抜きやItem Specifics等)の重要性が再強調されています。
- 2026年トレンドとeBay Stories: 来年に向けた注目カテゴリーの動向と、動画等で商品をアピールする新機能「eBay Stories」の活用。
- プロモーション広告の更新: 最も重要な変更点です。広告仕様やレポート機能に変更があり、セラーの利益率に直接関わるため、最新仕様への適応が急務です。
市場の拡大チャンスを逃さず、利益を確保するために、これらの変更点をいち早く理解し、年末商戦および2026年の戦略に組み込むことが推奨されます。
動画で分かりやすく解説していますので下記からご参照ください。

2025年11月|イーベイ・ジャパン「2025年第3四半期 越境ECレポート」

画像引用元:ebay
イーベイ・ジャパンは、「2025年第3四半期(7〜9月)越境ECレポート」を発表しました。
アメリカのデミニミスルール撤廃を背景に、関税込み配送(DDP)対応の重要性が強調されています。
2025年第3四半期の<取引額TOP10カテゴリー>のうち、特に成長が目立ったのは以下のジャンルです。
売上をけん引する注目カテゴリー

- トレーディングカード
前年同期比 約2.35倍 の取引拡大を記録。特に「ポケモンカード」を中心とした日本製カードの人気が継続しています。 - カメラ・レンズ&フィルター
映像クリエイターの増加や、リファービッシュ(再生品)プログラムの普及により需要が拡大。安定した上位カテゴリーに。 - カメラドローン
前年同期比 約62倍 の急成長を記録。日本メーカー製の高品質ドローンが世界市場で注目を集めています。 - レコード・CD
関税の影響が比較的少ないジャンルとして、引き続き安定した売上を維持。コレクター需要の高まりも追い風に。 - レディースアパレル&バッグ
安定の定番カテゴリー。特にブランドバッグ・アクセサリーは引き続き人気で、北米・欧州・オーストラリアでの需要が高い傾向です。
DDP(関税込み配送)対応が主流へ
アメリカでは2025年10月のデミニミスルール撤廃を受け、関税負担をセラー側が事前に支払う「DDP(Delivered Duty Paid)」対応が今後の主流に。
レポートでは、「購入時に支払い総額が明確な取引」が増加しており、バイヤーの信頼確保とリピート購入につながる傾向が示されています。
「どの市場に、どの商品を、どの配送形態で届けるか」という三軸戦略が、今後の越境EC成長のカギになると強調されています。
セラーは、DDP対応を前提にした販売体制の整備と、人気カテゴリーのリサーチ・展開を進めることが重要です。
2025年10月24日|年末商戦イベントで出た重要トピックまとめ
■重要な発表と変更点
- 新体制: 米国eBayの責任者(GM)がDon Block氏からRon Javin氏に交代しました。
- セラー保護の強化(eBay Openでの発表内容):
- 未着トラブルの保護: セラーが期日通りに発送・追跡していれば、配送遅延でバイヤーに返金された後でも、eBayが商品代金を補償します。
- 自動フィードバック: トラブルなく取引が完了した場合、eBayが自動的にセラーへ「Positive」フィードバックを残す仕組みが導入されました。
■ホリデーシーズンに向けた戦略とマーケティング
- 新キャンペーン「eBay Stories」: 商品を通じて生まれるバイヤーとセラーのユニークなつながりをアピールするグローバルキャンペーンを展開します。
- 若年層へのアプローチ: Z世代やα世代を取り込むため、インフルエンサー活用やコミコンなどのイベント参加を強化しています。
■実務的なアドバイスとツール更新
- 配送 (Shipping):
- 国際配送: 関税手続きなどが複雑なため、「eBay International Shipping」の利用が推奨されています。
- ピークシーズン追加料金: 各配送業者が年末年始の追加料金を設定していますが、「eBay Labels」経由で購入すれば割引や免除(FedExなど)が適用されます。
- アドバイス: ハンドリングタイム(発送までの時間)を守ることが重要です。配送予定日はeBay側が調整します。
- 広告 (Promoted Stores):
- ストア全体の露出を約60%向上させる効果が期待できます。
- 新機能「Suggested Campaigns」により、データに基づいた効果的なキャンペーンを自動作成できるようになりました。
- リスティング品質レポート (Listing Quality Report):
- セラーハブからダウンロードでき、商品の改善点(写真追加、スペック詳細など)や、Googleショッピングに掲載されない理由を確認できます。
- チームアクセス (Team Access):
- 従業員などに自分のログイン情報を教えずに、特定の作業権限だけを委譲できる機能が使いやすくなりました。
2025年10月17日|米国向け発送にDDPが義務化

2025年10月17日から米国向け発送に「DDP(関税支払済み配送)」が義務化されます。
この日付以降、eBayから日本などから米国への発送について、セラー側が関税を含めた価格設定/配送形態に切り替える必要があります。
おすすめ配送方法はCpass Speed PAK
DDP対応をスムーズに行うには、Cpass Speed PAKの利用が推奨されています。
特に個人セラーや小型商品の輸出では、コスト面でのメリットに加え、
eBayによる補償サポート(未着・ネガティブフィードバック対応など)も受けられる点が魅力です。
Cpassの登録・設定方法については、こちらの記事も参考にしてください。

DDP義務化後の販売戦略
実際の取引では、
「日本製キーホルダーが本来15%前後の関税なのに30%で請求された」
「ラバーストラップが45%で課税された」
など、想定より高い関税が適用されるケースも報告されています。
DDP義務化後の市場では、販売価格の二極化が進む傾向にあります。
■低価格帯(500ドル以下)
利益率を20%→5〜10%に下げてでも販売量を確保するセラーが増加。
→ コスト調整と効率化がカギ。
■高価格帯(800ドル以上)
もともと関税の影響が少ないため、売上を維持・拡大しているセラーも。
→ 付加価値商品・ブランド戦略が有効。
また、「送料無料表示」は購入率を上げる一方で、課税対象金額が「商品+送料の合計」になるため、
送料を別設定にして課税ベースを抑える戦略も注目されています。
このように、2025年10月17日以降はDDP対応が重要になります。
最新の制度変更に合わせた販売戦略を整えておきましょう。
2025年8月28日|「2025年第2四半期 越境ECレポート」今売れているもの

※画像引用元:イーベイ・ジャパン
イーベイ・ジャパンは、「2025年第2四半期 越境ECレポート」を発表しました。
注目のカテゴリー
2025 年第 2四半期(4-6月)カテゴリーランキングの<取引額TOP10>が下記の通りです。

特に注目されたカテゴリーは以下の通りです。
- レディースアパレル&バッグ(ブランド小物):安定の1位
- 時計・パーツ&アクセサリー:前年同期と年間ランキングでも上位
- トレーディングカード:特にポケモンカードの人気が継続し、成長が顕著
また、ビデオゲーム(本体)と自動車パーツが成長率トップ3に新たに浮上!
ツール&ワークショップ機材も25位で急上昇しています。

※画像引用元:イーベイ・ジャパン

※画像引用元:イーベイ・ジャパン
- 自動車パーツは、アメリカを中心に需要が伸びており、日本製パーツは安定した評価を得ています。
今後の予測とセラーの取り組み
アンケートでは、
- 「eBay販売を今後も続けたい?」 → 多くのセラーが「はい」と回答
- アメリカ以外で注目する市場 → ヨーロッパ、オーストラリア、東南アジア
と回答しており、販路拡大への意欲がうかがえます。

2025年8月30日トランプ関税とデミニミス撤廃の影響まとめ

今回は、関税ルール変更の概要から、セラーが直面する課題、具体的な対策までを解説します。
主なポイント
- トランプ関税の概要
米国向け輸入品に対し、一律15%の関税が課税。少額貨物の免税ルール(デミニミス)が撤廃され、すべての商品が対象に。 - 発送方法の選択(DDP vs DDU)
- DDP(セラー負担):バイヤーが安心して購入できる反面、セラーの利益は圧迫される
- DDU(バイヤー負担):価格競争で有利だが、受け取り拒否や未払いトラブルのリスクあり
- 配送キャリア別の対応
- FedEx:DDPが初期設定
- DHL:DDUが初期設定
- UPS:DDUのみ対応
- CPaSS(SpeedPAK):低価格帯商品に強く、手数料免除など特典あり
- 価格戦略の見直しが必須
関税・手数料を考慮し、価格上乗せ調整。送料別設定や段階的値上げも有効。 - アメリカバイヤーの金銭感覚
日本人よりも賃金水準が高く、関税を受け入れやすい傾向あり。 - 今後の見通し
- 9月は一時的に売上が落ち込む可能性
- 数ヶ月で市場は関税に慣れると予測
- 高価格帯商品の市場はむしろ有利に
さらに詳しい解説・価格戦略・CPaSS特典の詳細については、こちらのブログでご覧ください。

2025年8月28日デミニミス制度撤廃とeLogiの対応まとめ

2025年8月29日から、米国向けの輸出では800ドル以下の免税(デミニミス制度)が撤廃されます。これにより、すべての商品に関税が発生し、セラーは対応を迫られることになります。
今回はelogiの対応に着目します。
eLogiの対応
eLogiでは、DDU(バイヤー負担)とDDP(セラー負担)の両方に対応。
- FedEx:初期設定はDDP
- DHL:初期設定はDDU
- UPS:DDUのみ対応
バイヤーへの案内も重要で、「関税込み」や「追加費用なし」と明記することでトラブルを防げます。
DDUとDDPの違い
- DDU…関税・手数料などバイヤー負担
メリット:商品価格を安く設定できる
デメリット:バイヤーが関税を払わないリスク - DDP…関税・手数料などバイヤー負担
メリット:バイヤーはスムーズに受け取れる
デメリット:セラー負担が増え、価格競争で不利になる可能性
詳しい解説はこちらでご覧いただけます。
→デミニミス制度撤廃とeLogi対応の詳細記事(本編)

2025年8月27日デミニミス・ルール撤廃直前・最適な配送戦略

2025年8月29日から米国で「800ドル以下は免税」というデミニミス・ルールが撤廃されます。
これにより関税(15%)、関税処理手数料(約2.1%)、通関手数料(225円)が新たに発生し、eBayセラーのコスト増は避けられません。
現時点でのおすすめ配送方法は CPaSSのSpeedPAK Economy。
小口・低価格帯には最適で、高額商品はFedExとの併用が有効です。
日本郵便は受け入れ停止により選択肢から外れています。
さらに、2025年10月からは「MPF手数料」も改定されるため、コスト管理と配送方法の見直しが必須となります。
詳しくはデミニミス撤廃!eBay輸出は「SpeedPAK Economy」でコストを抑えろの記事をご覧ください。

2025年7月31日デミニミス・ルール撤廃!eBay輸出への影響と取るべき対策

これまで輸入品に適用されていた「800ドル以下は免税(デミニミス)」制度が前倒しで廃止されることになりました。
主なポイント
- デミニミス制度(800ドル以下免税)の撤廃
800ドル以下は免税 → 8月29日以降は課税対象に!
これまでは「800ドル以下の商品には関税がかからない」というでミニミス制度があり、少額輸入には非常に有利でした。
ですが、2025年8月29日からはこの免税措置が廃止され、すべての商品が関税対象になります。 - 新関税ルールでの適用方法
「相互関税15%」と各商品の「MFN税率」を比較し、より税率が高い方が適用されます。
2つの税率を加算するのではなく、どちらか一方を選択する「MAX方式」で運用されます。
こちらの記事で更に詳しく解説しています。

この関税ルール変更は一見ネガティブに思えますが、逆に販売戦略を見直すチャンスでもあります。
バイヤーに事前に関税導入の事実を伝え、積極的なマーケティングや販売促進を行うことが、今後ますます重要になります。
そこでおすすめなのが マーケティングツール「Bee」。
「Bee」には、以下のような機能が備わっています。
- AIがバイヤーからのメッセージを即レス・翻訳まで自動化
- スマホ1台でどこでも作業できる
- ワンクリックで売れ筋商品の可視化&出品数・キーワード・売上などを自動分析
- 帳簿作成、為替連動の価格改定など、雑務をAIが代行する

Beeは以下のサイトより無料登録していただくと利用できるので、ぜひ皆さんもご活用ください。
2025年7月22日 日米関税15%に引き下げ!
アメリカと日本、中国を巡る関税ルールに大きな動きがありました。
日米関税合意、中国製品の関税減税、デミニミス・ルール(少額輸入品の免税措置)の廃止決定。
これらのニュースは、eBayで輸出ビジネスをしているセラーにとって無視できない内容です。
注意しておくべき主なポイントは、以下のとおりです。
- 日米関税合意
米国の日本製品への関税が 25% → 15% に引き下げ
2025年8月1日から適用予定だった25%課税を回避でき、高額商品のコスト負担が軽減 - 中国製品の関税減税
かつて145%だった関税が、2025年5月から 30% に引き下げ(90日間の暫定措置)
内訳:相互関税10%+フェンタニル関連20% - デミニミス・ルール廃止
2025年8月28日 から、800ドル以下の商品への免税措置が廃止
2年間の猶予があり、当面は現行ルールで取引可能
今回の関税ルール変更は、すぐに大きな影響が出るものもあれば、数年後に備えておくべき内容もあります。
デミニミス・ルール廃止は、eBayセラーにとって価格設定や戦略の見直す必要があるでしょう。
詳細について、以下の記事よりご確認下さい。


2025年12月31日|小型包装物「書留」終了(日本郵便)


小型包装物への書留オプションの追加サービスが2025年12月31日で廃止となります。
つまり、小型包装物に対して「追跡番号」や「損害賠償制度」が適用できなくなるということです。
eBay輸出で小型包装物+書留を利用していたセラーにとっては、次のようなリスクが生じます
- 紛失・未着時の補償が受けられない
- バイヤーからのクレーム対応が難しくなる
今後は書留なし=無補償前提での発送になるため、高額商品などの発送には不向きとなります。
対応方法
①eパケットライトへの切り替え
比較的安価で追跡番号が付与されるeパケットライトを活用しましょう(ただし補償はなし)。
②国際小包やEMSを活用する
補償付き・追跡可能な発送方法として、安心して使える手段です。高単価商品やリスク回避に有効です。
③商品毎の発送方法を見直す
低価格帯商品 → 書留なしの小型包装物で割り切る
高価格帯商品 → EMSや国際小包、クーリエで確実に届ける
商品の価格帯や発送先に応じて、発送手段を柔軟に選ぶことがポイントです。
※詳細はは日本郵便のHPをご確認ください。
こちらの記事もご参考ください。


2025年6月|広告費が最大50%増!?eBay広告課金モデル改悪!
2025年6月24日から、eBayの広告課金モデルが大きく変更されます。この変更により、一部のセラーでは広告費が最大50%増加する可能性があり、利益に直接影響を及ぼすことが懸念されています。
主な変更点:アトリビューション(課金対象)の拡大


- これまで:バイヤーAが広告をクリックし、30日以内に商品を購入した場合にのみ広告手数料が発生。
- これから:バイヤーAが広告をクリックした後、30日以内にバイヤーBが同じ商品を購入した場合でも、広告手数料が発生。
この変更により、以下のような影響が考えられます。
- 広告費の増加
- 利益率の低下
- 以前は課金対象外だった購入(例:DMやストア経由の購入)でも広告費が発生
- 同一商品を複数出品しているセラーでは、1度のクリックで30日間広告費が発生
新課金モデルの適用地域


以下の国々では、2025年6月24日以降、新しい課金モデルが適用されます。
- イギリス
- オーストラリア
- フランス
- イタリア
- スペイン
なお、ドイツでは2025年2月から既に新モデルが導入されており、広告費が最大50%増加したとの報告があります。
現時点では、日本やアメリカは新課金モデルの対象外ですが、将来的に適用される可能性があります。
広告表示位置の変更


広告の表示順位も変更され、以下の順になります。
- Promoted Listings Priority
- 通常の検索結果
- Promoted Listings General
これにより、Promoted Listings Generalの広告は上位表示されにくくなり、露出が減少する可能性があります。
セラーへの影響と対策


この新しい課金モデルにより、特に以下のセラーは影響を受ける可能性が高いです。
- 広告費を高く設定しているセラー
- eBaymagを利用して出品しているセラー
- UK(イギリス)、AU(オーストラ)、FR(フランス)、IT(イタリア)、ES(スペイン)で販売しているセラー
対策として、広告戦略の見直しや、広告費用率の調整、出品方法の最適化などが求められます。
詳細な情報や具体的な対策については、以下の記事をご参照ください。


2025年5月|イーベイ・ジャパン「2025年第1四半期 越境ECレポート」を公開


※画像引用元:イーベイ・ジャパン
イーベイ・ジャパンは、「2025年第1四半期 越境ECレポート」を発表しました。
本レポートでは、2025年初頭における日本発の越境EC市場の動向として、特にトレーディングカード・デジタルカメラ・メンズアパレルの3ジャンルでの売上拡大が顕著であることが報告されています。
売上をけん引する注目カテゴリー
2025 年第 1 四半期(1-3 月)カテゴリーランキングの<成長率 TOP3>が下記の通りです。


トレーディングカードの売上伸び率が特に顕著で、市場全体をけん引する注目カテゴリとなりました。
また、デジタルカメラとメンズアパレル&ブランド小物も、前年同期および昨年通年と同様に引き続き人気を維持し、上位にランクインしています。


※画像引用元:イーベイ・ジャパン
- 特にポケモンカードの人気が続いている。来年ポケモンカードは30 周年を迎えるため、さらに市場が白熱する見込み。
- 高額鑑定品の取引が活発で、コレクター・投資家層の購入意欲が強い。
信頼性への対応とサービスの進化


■eBay真贋保証サービス
ハンドバッグ・ジュエリー・時計など高額商品の鑑定と保証を無料提供。
購入者の安心感を高め、返品リスクも軽減。
■eBay Refurbished Program(整備済み品)
中古品の品質基準を満たした商品を「整備済み」として出品可能。
電子機器・楽器・ゴルフ用品などが対象。
日本の全セラーが利用可能に拡大。
今後の予測と取り組み
■ 市場背景と影響
日本発の越境ECは5年連続で販売成長率1位(eBay内)を記録。
駿河屋、夢展望、渋谷PARCO、ブックオフなど、国内大手企業も続々とeBayに参入。
米国の新関税政策(トランプ政権の影響)により、今後高額商品の販売に影響が出る可能性あり。
現時点での影響は限定的だが、今後の動向を注視しながら柔軟に対応予定。
■ 日本商材の今後の展望
日本のコンテンツや商材は引き続き世界的に高い需要があり、成長余地は十分。
こうした需要に対応するため、イーベイ・ジャパンはセラー支援をさらに強化。
■ 強化される取り組み
真贋保証サービスの全セラー開放(高額商品の信頼性アップ)
Refurbishedプログラムの拡充(整備済み中古品の販売機会拡大)
SpeedPAK・eBaymagの機能強化によるアメリカ以外の販路拡大
今後もeBayは、日本のセラーが世界中のバイヤーに安心して販売できる環境作りを進め、
持続的な成長と海外販路の広がりを支援していく方針です。
2025年5月16日利用規約更新
eBayの利用規約が更新され、2025年5月16日から新しいルールが適用されます。
eBayの規約変更で紛争仲裁ルールに伴い、多くの日本人セラーは特別な手続き(オプトアウト)をせず、新しい規約に同意することをおすすめします。1万ドル以下の費用負担が減ったり、手続きの簡素化などメリットの法が大きいです。
詳しくは下記ブログをご参照ください。


2025年3月|イーベイ・ジャパン「2024年 年間越境ECレポート」を公開


※画像引用元:イーベイ・ジャパン
イーベイ・ジャパンは、「2024年 年間越境ECレポート」を公開しました。
本レポートでは、2024年の日本発越境EC市場の力強い成長が示される一方、海外バイヤーからの期待の高まりとともに「信頼性」の重要性が増していることが明らかになっています。
まずは、このレポートが示す日本市場の成長と、そこで求められる信頼について見ていきましょう。
日本市場の成長と求められる信頼
2024年、日本の越境EC市場は顕著な成長を見せました。
成長できた要因は、以下のとおりです。
- 円安:海外バイヤーにとって日本製品が割安に。
- 配送サービスの向上:公式配送サービスの開始や高速化。
- インバウンド需要の波及:訪日客の帰国後の購入増加。
- 中古品需要:サステナビリティへの関心と日本の中古品の質の高さ。
海外バイヤーは日本製品の品質や品揃えに高い期待を寄せていますが、同時にアジア市場全体に対するイメージから「信頼性」を強く求めています。
特に偽物への懸念は根強く、「真贋保証」が付加価値として極めて重要視されています。
海外バイヤーの「信頼」に対する要求に応えるため、「真贋鑑定付きアイテム」や品質と保証を提供する「リファービッシュ製品(整備済み品)」が、今後トレンドとなるでしょう。
以上の取り組みは、日本の越境ECにおける信頼性を高め、さらなる成長を加速させます。
2025年注目のアイテム
2025年、特に注目されるアイテムは以下の3カテゴリーです。


※画像引用元:イーベイ・ジャパン
- 2025年3月より日本のセラー向けに「真贋鑑定付き配送サービス」が開始
- 返品リスクも軽減されている
- ChanelやCartier、Van Cleef & Arpelsといったブランドの購買率が高い


※画像引用元:イーベイ・ジャパン
- 日本のトレーディングカードは世界的に需要が高い
- 鑑定済みトレーディングカードが前年比98%の成長(2024年日本の販売実績)
- 鑑定済みと未鑑定のカードでは販売単価に5倍以上の差が生じる
- 2025年3月を目途に、日本のセラー向けに「eBay Refurbished Program」が開始予定
- 電化製品や楽器、ゴルフ用品などの整備済み品が注目されると予想
■eBay Refurbished Programとは
- 目的
中古品の品質基準を明確にし、保証を提供することで購入者の信頼を得て、販売を加速させる - 対象者
アカウントパフォーマンスなど特定の条件を満たした日本の全セラー - サービス内容
再点検・整備した高品質な中古品を「Refurbished(保証付き整備品)」として出品でき - 対象カテゴリー
電子機器(カメラ、オーディオ、携帯電話、PC、家電など)、ビデオゲーム、楽器(ギターなど)、ゴルフ用品など日本からの人気が高いカテゴリーも含む
2024年の越境EC市場の動向
2024年の日本の越境EC市場は、年間を通じて様々な要因に影響されながらも成長を続けてきました。
各四半期の主な動向は、以下のとおりです。
■第1四半期 (1月~3月)
- 円安進行により、日本製品の価格競争力が向上
- 高速配送サービスの導入や、質の高い日本のカスタマーサービスが高評価を受け、市場拡大に貢献
■第2四半期 (4月~6月)
- 訪日外国人客数が過去最高を記録
- インバウンド需要が帰国後のEC購入(リピート購入含む)へと波及し、市場に好影響
■第3四半期 (7月~9月)
- 堅調な米国経済を背景に、円高局面でも日本からの輸出は好調を維持
- 米国市場への期待感が高まる
■第4四半期 (10月~12月)
- 高級品の越境EC利用が一般化
- アジア市場全体への信頼性の懸念から、日本製品には特に「真贋保証」が求められている
- サステナビリティ意識の高まりから「Refurbished(保証付き整備品)」への注目度も上昇
2024年は多様な要因が市場を動かし、翌年以降の重要なトレンドにつながる一年でした。
2024年の年間売れ筋商品


※画像引用元:イーベイ・ジャパン
1、デジタルカメラ
- CanonのPowershotシリーズやSonyのCyber-shotシリーズが特に人気
- コンパクトで初心者からプロまで使いやすい機能性や、PC・スマホでの編集・SNS投稿のしやすさが好評
2、メンズアパレル&バッグ ブランド小物
- ヴィンテージ人気の高まりを背景に、高品質な日本のウェアが注目を集めた
- 特にエビスジーンズや、オニツカタイガーなどの日本ブランドスニーカーが高い購買率を示した
3、自動車パーツ
- 燃費の良いプリウスや、1980~90年代の日本産スポーツカーの純正パーツが安定した人気を維持
- 加えて、ヤマハ、ホンダ、カワサキ、スズキなどのバイクパーツも、自動車パーツの3倍という高い成長率を見せ、注目度が高まっている
以上の人気商品は、日本の技術力やデザイン、特定のカルチャーへの関心の高さを反映しており、海外市場における日本の製品力の強さを示しています。
今後の施策
イーベイ・ジャパンは、2025年も日本のコンテンツや商材への世界的な高い需要は、継続すると確信しています。
この状況を踏まえ、セラー支援のため以下の施策を強化します。
■サービス・サポート体制の全体的な強化
- 日本のセラーが安心してグローバルに販売できる基盤を整備する
■取引の安全性と信頼性向上
- 真贋サービスの拡大
高額商品の取引における不安を解消し、安全性を高める - Refurbプログラム(整備済み品)の本格導入
中古品の品質を保証し、新たな価値を提供することで販売を促進する
■グローバルな販路拡大支援
- SpeekPAKとeBaymagの機能強化
アメリカ市場に加え、ヨーロッパなど他の海外市場への販売をより容易にし、販路拡大をサポートする
これらの施策により、日本のセラーが世界市場で成功を収め、持続的に成長できるよう全力でサポートしていきます。
2025年2月|最終販売手数料が改定
eBayは、プラットフォームの継続的な改善と出品者保護の強化を目的として、2025年2月14日より最終販売手数料(Final Value Fee)の改定を実施することを発表しました。
手数料改定の詳細
ストア未契約者・スターターストア契約者
主要カテゴリーの改定内容
- 一般カテゴリー:13.25%→13.6%($7,500超は2.35%)
- 書籍・雑誌、映画・TV、音楽(レコード除く):14.95%→15.3%($7,500超は2.35%)
- 衣類、靴、アクセサリー:$150超は8%、$150未満は13.25%→$150超は8%、$150未満は13.6%
その他カテゴリー
- コインと紙幣 >地金:$7,500超は7%、$7,500未満は13.25%→$150超は7%、$150未満は13.6%
- 楽器・ギア >ギター・ベース:6.35%($7,500超は2.35%)→6.7%($7,500超は2.35%) など
ベーシックストア以上の契約者
主要カテゴリーの改定内容
- 一般カテゴリー:12.35%→12.7%($2,500超の部分は2.35%)
- 書籍・雑誌、映画・TV、音楽(レコード除く):14.95%→15.3%($7,500超は2.35%)
- カメラ、ドローン、写真アクセサリー:12.35%→12.7%($2,500超は2.35%)
- 携帯電話とアクセサリ:9%→9.35%($2,500超の部分は2.35%)
- 携帯電話アクセサリー(メモリカードを除く):12.35%→12.7%($2,500超の部分は2.35%)
- 衣料品、靴、アクセサリー:12.35%→12.7%($2,500超の部分は2.35%)
- 運動靴:$150超は7%、$150未満は12.35%→$150超は7%、$150未満は12.7%
その他カテゴリー
- コインと紙幣 >地金:$1,500未満は7.35%→$1,500未満は7.5% など
重要な注意事項
- 適用開始日
- 2025年2月14日以降の取引に適用
- 既存の出品商品も新料率が適用
- 出品者の対応事項
- 現在の出品商品の料率確認
- 必要に応じた価格設定の見直し
- 外部管理ツール利用者は提供元への確認
- 特記事項
- 料率は最大0.35%の範囲で増額
- 高額取引には段階的な料率を適用
- カテゴリーごとに異なる基準額を設定
詳しくは下記をご覧ください。
eBay中古衣類の新商品状態オプションが登場!より詳細な出品が可能に
eBayでは、2025年2月4日より中古衣類カテゴリーにおける商品状態の選択肢を拡大することを発表しました。
新しい商品状態オプションの詳細
従来の「中古(Pre-owned)」という単一の選択肢から、以下の3つの詳細なオプションが導入されます:
- 中古 – 優良(Pre-owned – Excellent)
- 新品に近い状態で、着用感がほとんどないもの
- 使用済みではあるものの、優れたコンディションを保持
- わずかな使用感がある場合は、画像と説明文での明記が必要
- 中古 – 良好(Pre-owned – Good)
- 軽度の使用感や目立たない傷などがあるもの
- 全体的に状態は良好
- 軽度の使用感については、すべて画像と説明文での明記が必要
- 中古 – 普通(Pre-owned – Fair)
- 明確な使用感、摩耗、または部分的な損傷があるもの
- 目立つ傷や使用感あり
- すべての状態を画像と説明文で明確に示す必要あり
また、「傷あり新品(New with defects)」は「不備あり新品(New with imperfections)」に名称変更されます。
出品者へのメリット
- 信頼性の向上:商品状態をより正確に伝えることで、購入者の信頼を得やすくなります。
- 露出度アップ:商品状態での検索フィルターに対応し、適切な購入者への訴求が可能になります。
- 返品率の低下:商品状態を明確に示すことで、状態に関する誤解による返品を減らすことができます。
この新システムにより、中古衣類の取引がより透明で信頼性の高いものとなることが期待されます。出品者の皆様は、新しい商品状態オプションの導入に向けて、既存の出品商品の見直しをお勧めいたします。
詳しくは下記をご覧ください。
eBayビジネスポリシーページがリニューアル – より使いやすく、より効率的に
ビジネスポリシーを使用することで、出品作業の貴重な時間を節約できるようになりました。
新しいビジネスポリシーページでは、商品ごとに支払い、返品、配送情報を個別に追加する代わりに、作成したポリシーを複数の出品商品のグループに一括で適用することができます。
新しいビジネスポリシーページの特徴
- 合理化されたレイアウトと機能性の向上により、出品商品の管理がこれまで以上に簡単に
- 配送に関する設定が簡素化され、運送会社のロゴ入りの事前設定されたリストから配送方法を選択可能
- 直感的で素早いポリシー設定が可能
利用開始方法
ビジネスポリシーは無料で利用可能です。利用を開始するにはebayへログインするだけです。セラーハブの左側ナビゲーションから、もしくは専用リンクからアクセスできます。
eBay初心者に向けた最新画面のポリシー設定方法のブログはこちらをご覧ください。


リピーター顧客を特定し、メッセージやクーポン配布で再購入を
新しく登場した 「購入者詳細」機能より、ワンクリックで、場所、購入履歴、過去の注文の合計金額などの情報をひと目で確認可能になりました。
セラーのメリット
- バイヤーの写真、ユーザー名、場所をすべて 1 か所にまとめて表示することで、購入者に関する洞察をすばやく得ることができます。
- フォロワーやリピーターにはタグが付与されるため、最もロイヤルな顧客をひと目で識別可能です。
購入者の購入傾向をより深く理解できます。 - 購入者の詳細情報画面からスムーズにメッセージ機能へアクセスできるため、質問に素早く対応し、フィードバックを残すことで、より良いショッピング体験を提供できます。さらに、限定クーポンやパーソナライズされた感謝メッセージを送ることで、リピーターの顧客に感謝を伝え、より強い関係を築くことができます。
利用方法


セラーハブの「注文」タブで購入者の名前をクリックすると、購入者の詳細情報がポップアップボックスで表示されます。また、「すべての注文」をクリックすると、その購入者が過去に行った注文の詳細なリストを確認できます。
ここからメッセージを送ったり、クーポンを送ることが可能です。
2026年の情報はこちらの記事で解説しています。


まとめ
この記事では、eBay輸出に役立つ最新情報やアップデートについて解説しました。
引き続き、最新情報をキャッチしてスムーズにebayビジネスを進めていきましょう。
当ブログでは初心者さん向けの記事も多数ご用意していますので、ぜひお読みください。








菊池 駿(きくち しゅん)
株式会社Awiiin 代表取締役・eBay物販輸出のツールBee運営者
- 芝浦工業大学 数学科 卒業
- 2014~2019年:5年間中学校数学教師として勤務
- 2018年:YouTubeチャンネル「eBayライフを快適に by Bee」開設
※チャンネル登録者数”9,570人”(2025年9月時点) - 2020年:「株式会社Awiiin」設立
- 2024年:「埼玉を代表する企業100選」に選出
- 2025年:KEIDO 経営を極めるメディアに掲載
- 2026年:BigLife CEO Collection2026に選出(2025年に続き連続選出)
- 2026年:eBay Japanに有効ツールとして「Bee」紹介・掲載
- 2026年:ウォール・ストリートジャーナルに掲載











