eBayでビジネスを行うには、適切なBusiness Policyの設定は取引の基盤となる重要な要素です。
特に支払い条件や返品ポリシーは、スムーズな取引と顧客満足度に直結する重要な設定項目となります。
本記事では、eBayのBusiness Policy設定の基本から実践的な設定方法まで、詳しく解説します。
- Payment Policy(支払い条件)の詳細設定方法
- Return Policy(返品条件)の設定とバイヤー都合の返品対応
eBayでのビジネスを成功に導くため、ぜひ参考にしてください。
「Business Policyの設定って難しそう…」
初心者にとって最初の難関とも言えるのが、Business Policyの設定です。
確かに、支払い条件や返品ポリシーの設定は、eBayビジネスの根幹を成す重要な要素です。一歩間違えると、トラブルの原因にもなりかねません。
そこでAwiiinのコミュニティでは、初心者がつまづきそうな問題に対して、役に立つ豊富なコンテンツを誤用しています。どのようなサービスがあるのか気になる方は、下記のボタンから詳細を確認してみましょう。
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eBay Business Policiesの設定について
まずは各Business Policiesを設定するまでの共通手順を行います。
■共通手順
ebay.comの画面左上にあるご自身のお名前のプルダウンメニューから、Account settingsをクリックしてください。
画面左下のSellingの欄のBusiness Policyを選択してください。
Create policyのプルダウンから設定したいポリシーを選択してください。
※上記以外でも、My ebay>Summary>Accountの手順でも、②のSellingのBusiness Policiesにアクセスできます。
なおこちら②のSelling欄に、Business Policiesが表示されていないという方は、オプトイン ビジネスポリシーの導入が完了していない状態です。
Business Policiesについては、e₋learning動画でも解説しているので、ご確認ください。
eBay Payment Policyの設定方法
Create policyのPayment Policyを選択するところから始まります。
Policy nameは分かりやすい名前を付けてください。
例えば、Payment Policyでは即時支払いの可否を選択できるため、Require Immediate Paymentなどにするのが良いと思います。
Policy name下のDescription (optional)には、どんなポリシーかメモしておきましょう。
記入は必須ではなく、Policy name同様バイヤーには表示されません。
Require Immediate Payment When Buyer Use Buy It Nowのチェックボックスにチェックを入れると、 即時支払いを必須とするか否かの設定が可能になります。
最後にセーブボタンをクリックすれば、Payment Policyの設定は完了です。
日本語での入力も可能ですがシステム上エラーが発生する可能性があるので、可能な限り英語で記入してください。
下記の記事では、Business Policyについて詳しく解説しているのでご覧ください。
eBay Return Policy 設定方法
Create policyのReturn Policyを選択するところから始まります
Return Policyは、バイヤー都合の返品を受け付けるか否かの設定する項目です。
Policy nameは分かりやすい名前を付けてください。
例えば、返品を受け付ける項目のため、Returnを受け付けるReturn Acceptedなどにするのが良いと思います。
Policy name下のDescription (optional)には、どんなポリシーかメモしておきましょう。
記入は必須ではなく、Policy name同様バイヤーには表示されません。
Domestic returnsのAccept returnsをONにすると、日本からの返品を受け付けるプルダウンメニューが開かれます。
※アイテムロケーション場所からの返品受付
バイヤーが商品を受け取ってから何日間返品を受け付けるのかを選択します。
プルダウンメニューより 14、30、60日が選択できます。
購入者と販売者どちらが返送料金を負担するのかを選択する。
返金するか返金または商品を交換するのかを選択します。
International returnsのAccept returnsをONにすると、日本以外(アメリカなどを含む国や地域)からの返品を受け付ける設定ができます。
※アイテムロケーション場所以外からの返品受付
Domestic returnsと同様に、返品期間・返送料金の負担先・返金方法を選択する。
※手順はSTEP④~⑥と同じです
最後にセーブをクリックして設定は完了です。
バイヤー都合の返品を受け付けない設定
バイヤー都合の返品を受け付けないという設定も可能です。
Domestic returnsのAccept returnsをOFFにすると、アイテムロケーションの場所からの返品を受け付けません。
International returnsのAccept returnsをOFFにすると、アイテムロケーションの場所以外からの返品を受け付けません。
最後にセーブをクリックして設定は完了です。
上記の設定は、バイヤー都合の返品に適応されるポリシーです。
商品都合の返品の場合は、基本的にeBayのルールに沿って返品を受ける必要があります。
まとめ
本記事では、eBayのBusiness PolicyのPayment PolicyとReturn Policyの具体的な設定方法を解説してきました。
- Payment Policy:即時支払いの要否が設定可能、システムエラー防止のため英語での入力がおすすめ
- Return Policy:国内外からの返品受付、返品期間、返送料負担、返金方法などを詳細に設定可能
返品ポリシーはバイヤー都合の返品にのみ適用され、商品都合の返品はeBayルールに従う必要がある
eBayでの取引を円滑に進めるには、これらのポリシー設定を適切に行うことが重要です。
自身のビジネスに最適な条件を設定して、トラブルのない取引環境を目指しましょう。
ビジネスポリシーのShipping Policyについては、別のe-learningにてご案内してありますので ぜひご覧ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
【輸出参考文献・引用元】
ebay.com
ebay japan
JETRO(ジェトロ日本貿易振興機構)
危険物国際輸送における留意点:日本
税関(財務省貿易統計)
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